低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2346 今日1346 合計51256
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   木   バービー



 木が本来持っている価値を生かすことと、商品として木を高く売ることは、必ずしも一致しない。木目の一定な輸入木材に比べると、国産材の工場は今も職人の世界である。木の文化を守り、山の木を単なる商品にしてしまわないためには、職人的な腕が生きていなければいけない。物の価値をお金に換算せずに考える方が良いと思う。
 第一の理由としては、お金に換算せずに物事を考えると、その物の本当の良さが見つかるからである。 例えば、道端で寝ている可愛い猫に値段をつける人はいない。もし、猫に値段を付けるような人がいたら、きっと将来はお金に関する職業に就くと私は思う。笑 だから、なんでも物に値段などをつけるのではなく、経済的な価値から離れて考えるとその物のもつ本当の良さが見えてくる。
 第二の理由としては、お金に換算して物の価値を考えると、その物の本当の価値が見えてなくなることがあるからだ。例えば、彼氏。お金を払ってまで偽物の愛はだれも欲しくないだろう。好きでもない人と一緒に過ごしても何の価値もないからだ。それと同じ。お金を払ってまで『偽物』の物などはだれも欲しくない。もし、みんながお金を払ってまで彼氏を作ったら、きっとその物(愛)のもつ本当の良さを見失ってしまう場合がある。
 確かに、物の価値をお金に換算して考えるとわかりやすい。しかし、『自分の心の家に持っていないものは何一つ自分の財産ではない』という名言があるようにお金には換算できない物の価値というものも大事にするべきだ。

   講評   takeko

 きれいにまとめられましたね。お金はだいじだけれど、お金にかえられないものもある、ということを意識しておくこともだいじですよね。
「要約」ちょうどいい三文にできました。
「是非の主題」正しく入れられました。
「理由一」「体験実例」は、実際に自分が「体験」したことを書く課題です。「考えたこと」だけでは、体験にはならないんですよ。この場合は、「私は、道端で寝ているネコを見て、かわいいなと思ったことがある。」と少し書きかえるといいですよ。「猫に値段を付けるような人がいたら、きっと将来はお金に関する職業に就くと私は思う」この文はとてもいいですね!実際に、すぐれた経済学者になったり、金融業界などで何億円もばりばり動かす才能を発揮する人は、そういう人かもしれません!だれにだって、若いころから得意なことがありますものね!(^^)
「理由二」ここも上手に書けました。
「まとめの段落」5月からは、こちらも自分のことばで書けるようにしていきましょう!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)