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言葉の森新聞2025年6月1週号 通算第1853号 (3789字) 言葉の森事務局(jun) 2025/06/02 17:18:53 17346   5     

言葉の森新聞2025年6月1週号 通算第1853号
文責 中根克明(森川林)

■■【重要】6月1週は、作文のテストです

 6月1週は、作文のテストです。
 今やっている課題の字数と項目が全部できることが条件です。

 字数の目標は、学年の100倍ですから、
小1は100字以上
小2は200字以上
小3は300字以上
小4は400字以上
小5は500字以上
小6以上は600字以上
となります。

 必要な字数を書く力は、作文の実力と高い相関があります。
 普段、長く書けない場合でも、テストをきっかけに、がんばって目標の字数まで書くと、それからその長く書けた字数が自分の実力となります。

 作文に入れる項目には、項目マークもつけておいてください。
 項目は1種類について、1つつけてあればいいです。
 例えば、たとえをいくつか書いている場合でも、その中にひとつに項目マークをつけておけばいいです。

・構成は「枝」のマーク
・題材は「葉」のマーク
・表現は「花」のマーク
・主題は「実」のマーク
です。

 パソコンで作文を書いている人は、項目の該当する箇所に、
< <構成> >又は< <こうせい> >
< <題材> >又は< <だいざい> >
< <表現> >又は< <ひょうげん> >
< <主題> >又は< <しゅだい> >
と書いておいてください。

※「<」と「>」は、全角の山カッコで、それを2つ並べます。
 日本語キーボードの「ね」と「る」のところにあります。
 半角の「<<」「>>」や「《」「》」ではありません。

 作文テストの提出締切は6月8日(日)です。
 遅れないようにがんばってください。


■■森リン解説――4月の森リンベスト中3の作品から

 4月の森リンベストで、中3の部の1位だった作品の森リン解説を行います。

4.2
   中3 あえとく(aetoku)  2025年4月2日

 科学文明の進歩により、日常の多くの手間が省かれ、便利な社会が築かれた。しかし筆者は、人間が本来の力を育てるには「必要なる手間」を経験することが重要だと考える。オーストラリアの小学校では、卒業前に数日間の野外活動を行い、判断力や協調性、本能的な感覚を育てている。現代では便利さの裏で、人間の感覚や決断力が鈍ってきているのではないかと筆者は懸念する。生きる喜びは、新しいことを知る感動や期待の中にある。かつての寮生活で見た「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の落書きが、今も筆者の心に生き続けている。自然や人間の魅力を日々発見することこそ、筆者の野心である。そのための方法としては第一に、機械などに頼らず、自分でやってみることだ。キャンプではライターを使わずに自力で火を起こした。一見面倒に思えるが、一からやることで真の楽しさがわかる。

第一に、機械や道具に頼らず、自分の手でやってみることである。僕はキャンプに行った際、ライターを使わずに火を起こした。確かに手間はかかるが、一から挑戦することで、その過程にある楽しさや達成感を味わうことができた。これこそが、本来の人間の力を引き出す方法なのだ。現代の人間は一つのことをするのに楽をしすぎている。それに比べて昔の人々は何から何まで全て手作業でこなしている。僕たちは昔の人を見習う必要があると考える。まずは自分でできるところからやっていけばいいと思う。

第二に、学校教育の中に体験型の学習をもっと取り入れていくことである。田植えや家畜の世話など、自然や命と向き合う経験を通して、子どもたちは食べ物の大切さ、命の尊さ、そして働くことの意義を肌で感じることができる。こうした体験は教科書だけでは学べない貴重な学びとなる。結局一番大切なのはどれだけ勉強できるかよりも教科書だけでは学べない貴重な学びが将来生かせるような人だと思う。もしそういうものを活かせるような人になれたら周りからも信頼されると思う。

確かに、現代社会において便利な道具や技術を活用することは重要である。しかし、「人が旅行するのは、到着するためではなく、旅行するためである」という言葉が示すように、目的地に至るまでの過程にこそ、本当の価値があるのではないだろうか。手間をかけるということは、遠回りに見えて、実は自分自身を磨き、高める近道なのである。私たちは今こそ、便利さの陰にある失われた感覚を取り戻すべきときなのかもしれない。生きることに手間をかけ、日々新しい発見に心を踊らせるような人生こそが、真の「生きる喜び」へとつながる道なのではないだろうか。


 あえとくさんの課題は「4.2」となっていますが、今度、自分なりに題名を考えてつけておくといいです。

 要約は上手にまとめています。
 清書のときは、ここは要約でなく、自分なりの説明に変えて書いていくといいです。

 この作文の点数が高い理由のひとつは、バランスがよいことです。
 自分自身のキャンプの体験という柔らかい実例が入っていると同時に、「学校教育の中での体験学習型の授業」という社会的な広がりのある話も入っています。

 この社会実例の部分で、数字や固有名詞の入るデータが調べられれば、そういう実例をいれることによって、更に知識語彙の点数が上がります。
 今後は、ChatGPTなどを活用して社会実例を探していくといいです。

 結びの第四段落が、第一、第二、第三段落と同じぐらいの分量で書かれているのもよいところです。
 多くの人は、結びの感想や意見の部分をあっさりまとめてしまいがちですが、ここをじっくり書くことが思考語彙を高めるコツになります。

 結びの段落に、「人が旅行するのは、到着するためではなく、旅行するためである」という光る表現を入れているので、文章全体の印象が切れ味のよいものになっています。

====
■思考語彙 22種 31個 (種類率71%) 82点
n確か,n第,。しかし,。確か,いけば,ことこそ,これこそ,するため,そのため,だろう,と思う,と考える,にこそ,に思える,のかも,は第,人生こそ,今こそ,使わざる,取り戻すべき,進歩により,頼らざる,

■知識語彙 68種 105個 (種類率65%) 85点
一番,世話,人生,人間,体験,価値,便利,信頼,判断,到着,勉強,卒業,協調,大切,学校,学習,家畜,将来,小学校,必要,意義,感動,感覚,懸念,手作業,手間,技術,挑戦,教科書,教育,文明,方法,旅行,日常,日間,期待,本当,本来,本能,機械,決断,活動,活用,現代,生活,発見,目的,社会,科学,筆者,経験,結局,自分,自力,自然,自身,言葉,貴重,近道,進歩,過程,道具,達成,重要,野外,野心,面倒,魅力,

■表現語彙 127種 211個 (種類率60%) 85点
n確か,。確か,こと,これ,さ,するため,そのため,それ,たち,とき,ところ,どれ,もの,よう,オーストラリア,ライター,一,一つ,一番,世話,中,二,人,人々,人生,人間,今,体験,何,価値,便利,信頼,僕,全て,判断,到着,前,力,勉強,卒業,協調,周り,命,喜び,地,型,多く,大切,子ども,学び,学校,学習,家畜,寮,将来,小学校,心,必要,性,意義,感,感動,感覚,懸念,手,手作業,手間,技術,挑戦,教科書,教育,数,文明,方法,旅行,日々,日常,日間,昔,期待,本当,本来,本能,楽,機械,決断,活,活動,活用,火,現代,生活,田植え,発見,的,目的,真,社会,私,科学,筆者,経験,結局,肌,自分,自力,自然,自身,落書き,裏,言葉,貴重,近道,進歩,過程,道,道具,達成,遠回り,重要,野外,野心,陰,際,面倒,食べ物,魅力,

■経験語彙 45種 66個 (種類率68%) 86点
かかる,かける,かせる,こなす,しれる,すぎる,せる,つながる,できる,と思う,と考える,なれる,に思える,やる,れる,わかる,使う,働く,取り入れる,取り戻す,向き合う,味わう,失う,学べる,引き出す,感じる,比べる,生かせる,生きる,省く,知る,磨く,示す,築く,続ける,育てる,至る,行う,見える,見習う,起こす,踊る,鈍る,頼る,高める,
====


■■AI作文検定の目的

 AI作文検定の目的は、次の5つです。

1.日本に作文文化を広げる。
2.作文を書くことが、小学校高学年、中学生、高校生において日常化する。
3.そのことによって、読む力、書く力、考える力が育つ。
4.日本の教育が、知識偏重から思考重視に転換する。
5.日本が創造教育文化立国として発展する。


■■乗り物酔い対策

 遠足でバスに乗ると、乗り物酔いをするので嫌だという子がいます。

 そのときの対策です。

 家の近所からバスに乗る練習をします。
 バスに酔うまで乗り続けて、気分が悪くなってきたらそこで降りて、帰りのバスに乗ります。

 これを日曜日などに何回か繰り返していると、そのうちにバスに乗っても酔わなくなります。

 こういうことは、子供がひとりで考えつくことはないので、親がアドバイスをしてあげることが必要です。

 どんなことも、人間には適応力があります。
 それは、自然治癒力とでもいうものです。


 勉強も同じ(笑)。
 難しい算数数学の問題も、何度も繰り返して解法を見ながら解いていると、4、5回目には、ほぼ楽に解けるようになりす。


 自然治癒力で乗り物酔いを克服していきましょう。



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