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言葉の森新聞2026年1月4週号 通算第1884号 (4115字) 言葉の森事務局(jun) 2026/01/22 15:44:15 18267   0     

言葉の森新聞2026年1月4週号 通算第1884号
文責 中根克明(森川林)

■■1月29日(木)・30日(金)・31日(土)は休み

 1月29日(木)・30日(金)・31日(土)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。


■■2026年1月保護者懇談会資料

●作文について

 忙しい中学生高校生が作文を能力よく書く方法を説明します。
 まず、自分が書こうとする作文の構想メモを考えます。この構想メモにかかる時間は大体 15 分ぐらいです。
 実は作文の中でこの構想を考えることが一番の中心になります。それは思考力を必要とする部分だからです。
 次にその構想メモを見ながら、 IC レコーダーで自分の書きたいことを録音していきます。
 全部通して録音することはできないので、 1 文ずつ区切りながら細かく録音していきます。
 そして、その細かく録音した MP3 ファイルを UNITE MOVIE などの無料ソフトを使って一つのファイルに結合します。
 その結合した MP3 ファイルをnottaにかけるとテキストが出来上がります。
 テキストをそのまま編集するか、 ChatGPTに渡しておかしいところなどを直してもらえば、作文が完成です。
 中学生高校生は定期テストで作文を書く時間が取れない場合でも、構想メモだけは書いておくという風にすれば、勉強の基礎ができることになります。

 作文を書いていると、特に小学校高学年から中学生高校生の作文課題は難しい課題文の感想文が中心ですから、読む力とともに語彙力もつきます。
 小学校 5、6年生の作文の感想文課題は、中学入試の国語の難しい説明文のレベルの文章です。
 同様に、中学生の作文課題の感想文の文章は、高校入試の難しい説明文のレベルです。
 高校生の場合は、大学入試の現代文の難しい説明文のレベルです。
 ですから。毎週の作文の課題の予習メモを書くために長文を読むだけでも読解力がついてきます。
 そのためだと思いますが。ことばの森の生徒で、小学生から長期間作文の勉強をしている人は、大学入試でも難関大学によく入っているようです。

 また、小学 3、4年生、5、6年生の課題の場合は、親子の対話のきっかけにすることができます。
 お父さんお母さんと課題について似た話を取材している生徒は、作文に書く実例も面白くなりますが、それとともに感想の部分が充実して書けるようになります。
 中学入試の作文課題や記述問題は、感想を書くための語彙力が必要ですので、親子で作文のテーマについて話をするだけで記述力、作文力の勉強になります。

 お父さんは主に自然の中での遊びや理科的な実験などが得意なことが多いです。
 お母さんは。料理や室内でのお話作りなどが多いと思います。
 子供の生活には父親的な関わりも母親的な関わりも両方必要なので、自由な作文課題ということを生かして色々な企画をしてあげるといいと思います。

●国語・算数数学・英語の勉強について

 国語、数学、英語の勉強に関して、現在全科学力クラスというクラスで小学 1、2年生から中学 3 年生までの学習をカバーしています。
 これまでの学校以外の学習は。塾などに行って勉強する形が多かったと思いますが、これからは AI を活用して家庭の学習を中心にしていくようになります。
 ただし、家庭学習では勉強を始めるきっかけがつかみにくいので、自習室への参加を利用するような形をこれから広めていきたいと思います。

 これまでの勉強は、先生に教えてもらう勉強で、わからないことは先生に質問するという方法が主流でした。
 しかしこれからは。一冊のテキストを使って、AI に教えてもらう、また、わからないところは AI に質問するというような形になってきます。
 算数、数学や英語の問題などは、問題集の問題や確認テストの問題をやって、うまくできなかったところは、 AI に似た問題を何問も作ってもらい、練習するという形が取れます。
 AI でよく使われているのはChatGPTとGeminiとPerplexityになると思います。

 学習塾に教科ごとに通う時間はもったいないように思います。
 全科学力クラスで週一回、国語、数学、英語の学習をチェックして、あとは家庭学習で勉強を続けていくという方法です。これがこれから主流になっていくと思います。

●創造発表とプログラミング

 創造発表クラスとプログラミングクラスも AI が活用できる分野です。
 現在、高校や中学で行われている探究学習の多くは、インターネットや参考書で調べたことをまとめるという形が多いと思います。
 しかし、これからは既に知られている知識をまとめるような学習ではなく、自分で新しい問題を作り出して、その問題に関して AI と相談しながら研究を進めていくというような創造的な形態になっていくと思います。

 ただし、小学生から高校生までの間は、創造と言ってもそれほど個性的なものはまだできないですから、創造発表の目的の中心は、他の友達がどういうことに関心を持っているのか知ることによって知的な刺激を受けるということになると思います。
 したがって、今後、創造発表の学習は、発表する場を充実させていきたいと思います。

 また、週一回の創造発表という形とともに、全科学力クラスの四周目の創造発表に参加するということもできます。
 全科学力クラス、一週目国語、二週目算数数学、三週目英語または暗唱、四週目創造発表という形にしています。
 ただし、自分が特に力を入れたい教科に関しては。一、二、三週は本人の希望によって勉強していってもいいとしています。
 例えば、算数数学に力を入れたいから。一、二、三週全て算数数学の学習にするというようなこともできます。
 ただし、 4週目の創造発表は全員共通です。

 プログラミングに関しては、これまでは、ビジュアルプログラミングでプログラミングを楽しむという方向と、初歩的なコードプログラミングを学んで、少しずつコーディングの技能を上げていくという方法がありました。
 しかし、Scratchなどのビジュアルプログラミングをいくら楽しく取り組んでも、そこからコードプログラミングに移るにはかなりギャップがあります。
 また、コードプログラミングは初歩的な段階ではある意味で退屈な知識を覚えるようなことが中心になるので、なかなか勉強の成果を実感するところまではいきません。

 しかし、現在は AI を活用することによって、自分の作りたい目的がはっきりしていれば、 AI に作ってもらうという形をコードプログラミングで取ることができます。
 その後に細かい手直しをした場合は、コードプログラミングの勉強をすればいいということになります。

 これまでのプログラミング学習は、山の麓から長いアプローチを登り、見晴らしのいい尾根までたどり着くのにかなり時間がかかるという流れでした。
 しかし、これからの AI を活用するプログラミングは、自分の行きたい山頂に最初に降り立って、そこから必要に応じて山を下って、それまでの道を確かめるというようなイメージになります。

 そういう山頂から始めるプログラミングで取り込みやすい分野は、 HTML と CSS です。HTML の上に JavaScriptを乗せて動きのあるページを作ることもできます。
 HTML でウェブのページを作れれば、自己紹介のページとか部活動の紹介のページとか学校の文化祭の紹介のページなど、実際の生活に役立たせることができます。
 しかし、これまでは HTML、CSS、 JAVASCRIPT はウェブで公開するために FTP を使うというようなハードルがあるので。なかなか
広げにくい面がありました。
 そこで、今考えているのはGlitch(グリッチ)というサービスです。
 詳細は追って連絡します。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)

 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。

■清書の意義と方法

 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。

■清書の投稿

 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。

 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●小学生新聞の投稿先

■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係

■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係

●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に

 新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
 その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。

※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。



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