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言葉の森オンライン新聞
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元の記事:
言葉の森新聞2023年4月4週号 通算第1752号 (5170字) 言葉の森事務局(jun) 2023/04/22 09:25:17 14674   5     

言葉の森新聞2023年4月4週号 通算第1752号
文責 中根克明(森川林)


■■4月29日(土)・30日(日)は休み

 4月29日(土)・30日(日)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。振替授業もお休みです。


■■5月3日(水)・4日(木)・5日(金)は「休み宿題」

 カレンダーに記載してあるとおり、5月3日(水)・4日(木)・5日(金)は祭日のため「休み宿題」となります。
 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php
 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文

 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。

■清書の意義と方法

 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。

■清書の投稿

 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。

 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●小学生新聞の投稿先

■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)

●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に

 新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
 その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。

※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。


■■低学年の作文で、「とても楽しかったです。また○○したいです」という感想を、より豊かな感想にするには

●動画:https://youtu.be/zAZWqm9j2_U

 低学年の作文のよくある結び方は、「とても楽しかったです。また○○したいです」です。
 ここをもうひとひねりすることで、作文全体の印象が上がります。

 感想を書く力は、語彙力です。
 語彙力をつけるには、インプットとアウトプットが大切です。

 インプットは、お母さんやお父さんが普段の生活の中で、豊かな語彙で話すことです。
 お母さん自身が、子供と話すときに、「楽しかったね。またしたいね」で終わらないような、もうひとことを追加していくことです。

 アウトプットは、作文の中で、感想を工夫することです。
 これは、小学3年生から勉強する「自分らしい感想」という項目です。

 文章の感想にもうひとことをつけ加えるためのキーワードは、「どうして」「たぶん」「もし……だったら」などです。

 作文の全体の印象は、結びの数行で決まります。
 結びの感想を豊かにすることで、作文全体の印象点が20パーセントぐらい上がります。

 低学年での感想を書く力は、高学年での意見を書く力と同じです。
 意見文や入試小論文も、結びの5行が全体の印象を左右します。

 語彙力は、生活習慣の中で身につけるものですから、時間がかかります。
 努力して心がけてから結果が出るまでに、半年ぐらいかかるのが普通です。

 「ことわざ辞典」のような「感想を書くための辞典」があったとしても、そういう知識で身につくものではありません。
 対話と読書によって、感想と意見を書くための語彙力をつけていきましょう。


■■中学生の勉強法としておすすめの本――勉強の仕方を知るだけで、能率が何倍にも上がる

●動画:https://youtu.be/vJq1CP2Lvu8

 言葉の森の講師は、勉強ができる人が多いです。
 だから、悪く言えば、勉強ができない人の気持ちがわかりません。

 私も、そうでした。
「勉強は、自分でやればいいのだから、人に教わる必要はない」
という考えでした。

 作文と創造発表とプログラミングに関しては、人の働きかけが必要なので、教わるか誰かと一緒にやるのがいいのです。
 しかし、学校の普通の勉強である国語、算数数学、英語などは、いい参考書か問題集を1册用意して、それを完璧に学習すればそれで済むと思っていました。

 しかし、子供たちの勉強の仕方を見ると、いろいろ無駄があることがわかりました。
 よくあるのは、できる問題を何度も繰り返し解くような勉強の仕方です。
 逆に、できない問題もできるまでやろうとせず、わかったつもりにして済ませてしまう人もいます。

 また、小学校低中学年までは、勉強よりも読書の方がずっと大切なのに、そのことを逆に考えている人も多いことです。

 読書力さえつけておけば、勉強は必要になったときにやれば、すぐできるようになります。
 しかし、読書力がない生徒は、学年が上がり、中学生や高校生になると、勉強が伸び悩むようになります。

 たまに、読書をしなくてもいい大学に行けたという人がいますが、そういう人は社会人になってから実力が伸びません。
 読書は、今すぐの試験には間に合わないように見えますが、その人の思考力や教養のもとになるものです。
 だから、その差は、年齢が上がるほど大きくなります。

 さて、中学生の勉強法を知るのにおすすめの本がありましたので紹介します。
 わかりやすく実戦的に書かれているので、生徒用と保護者用と2册買って、時々親子で読み直しながら勉強を進めていくといいと思います。

「学年順位アップ率96.6%! [くにたて式]中学勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763511/

 同じ作者の本で、次のものもあります。

「成績アップ率96.6%! [くにたて式]中間・期末テスト勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763899/

「第一志望合格率90.4% 〔くにたて式〕高校入試勉強法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4804763716/

「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」
https://www.amazon.co.jp/dp/4866671092/


■■小学生の勉強法としておすすめの本――習慣をつけること、親が関わること、読書を基本とすること

 小学生の勉強法で大事なことは、家庭学習の習慣をつけることです。
 そのためには、親が勉強の内容と方法について関わることが必要です。

 よく、塾に行かせて、その塾から出された宿題をやらせているだけの勉強をしている人がいますが、これでは実力はつきません。
 親の目の届かないところで子供は勉強をしているらしいという安心感があるだけです。

 また、学校の宿題を家庭学習の中心にしている家庭もあると思います。
 順序としては、家庭で決めた学習が第一で、学校の宿題や塾の宿題は第二、第三です。
 なぜかというと、学校の宿題などを学習の中心にしていると、たくさんやるときと少ししかやらないときのムラが出てくるからです。
 宿題がない日は勉強しないということになれば、学習の習慣はつきません。

 まず、家庭の方針として毎日何をするかを決めておくことが大事です。
 宿題の中で、あまり意味のないものは、親が代わりにやってあげるくらいでいいのです。

 小学校低中学年のうちは、習慣をつけることが第一ですから、勉強の量は少なめにして、子供がすぐに取り組んで、すぐに終えられるぐらいにしておくことが大事です。
 親は、つい長時間勉強をさせようと思いがちですが、本人にまだ勉強の自覚ができる前に長時間の勉強をさせると、集中力のない勉強の仕方になります。
 勉強の自覚ができるのは、小学6年生の受験直前のときか、中学3年生になってからです。

 小学生のときに勉強をさせられすぎた子は、中学生や高校生になると勉強に飽きてしまうことがあります。
 逆に、小学生のときに、たっぷり自分の好きなことをして、読書もして育った子は、いざ勉強が必要な時期になると、猛烈に勉強するようになります。
 そして、すぐに、先に進んでいた子を追い越してしまうのです。

 勉強の開始時刻を決めておくと、習慣はつきやすくなります。
 開始時刻は、朝ごはん前、学校から帰ってすぐ、夕ごはん前などがいいと思います。

 平日の勉強時間の目安です。
小1~3年……30~45分
小4~6年……60~90分
中1~3年……90~120分

 土日やテスト前や受験前は、もっと長くなりますが、平日の基本ができていることが大事です。
 ただし、子供がくたびれているようなときは、読書○ページだけにして、それを勉強をした扱いにするといいと思います。


 小学生の勉強法を知るのにおすすめの本がありましたので紹介します。
 中学生の勉強法を書いている人と同じ著者です。

「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」
https://www.amazon.co.jp/dp/4866671092/


■■沈んでいく船の中でいい席を取ろうとするよりも、新しい船を作る

●動画:https://youtu.be/dwJVTaZ1nTw

 日本の現状は、沈んでいく豪華客船です。
 しかし、大きい船なので、乗客の多くはその危機に気がついていません。

 船は徐々に沈みかけています。
 ゆっくり沈みつつある船の中で、よりよい席を探してひとつでも上に行くことが多くの乗客の関心事です。

 沈みつつあるのは、日本の船だけではありません。
 世界中の船が、速い遅いの違いはあれ沈んでいます。
 アメリカの船、中国の船、EUの船、ロシアの船のいずれも、内部で浸水が始まっています。

 これまでの社会の進歩は、無知と貧困を発展のエネルギーとしていました。
 真実がわからないからマスコミの情報に流され、自分たちが貧しいと思っているから物質的な豊かさを追い求めてきました。

 しかし、その情報社会と物質社会の前提が静かになくなりつつあります。
 真実は、インターネットを介して口コミで広まるようになりました。
 豊かさは、外側の物質から、内側の生き方に変わってきています。

 無数の大衆の海が変化しているために、世界中の船が沈みかけているのです。

 このときに大事なことは、新しい海にふさわしい新しい船を作ることです。
 そこで必要になるのが、個性と創造の学力です。

 古い時代に必要だった学力は、成績の学力でした。
 これからは、成績のための学力ではなく、個性と創造のための学力を育てていく必要があります。
 それが、自分の船を作ることにつながります。

 古い船から、今すぐ飛び降りる必要はありません。
 沈み切るには、まだ時間がかかります。
 しかし、目先の波の動きを見るだけでなく、遠くの水平線の先も見ることが必要になっているのです。


 と、たとえ話のようなことを書きましたが、これからの教育は、答えのある知識を吸収し、それをテストのときに再現するようなものではなくなります。

 今はまだ、人間の能力が、社会のよりよい枠の中に入ることに結びついていますが、その枠組み自体が沈みかけていることを自覚する必要があります。

 だから、今は既存の枠の中に入るとしても、やがては自分の枠を新しく作ることを考えておくことです。

 そのための勉強をする場が、言葉の森のオンライン少人数クラスです。



上の記事に対するコメント▼



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