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言葉の森オンライン新聞
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元の記事:
言葉の森新聞2025年5月4週号 通算第1852号 (4491字) 言葉の森事務局(jun) 2025/05/22 14:47:24 17337   4     

言葉の森新聞2025年5月4週号 通算第1852号
文責 中根克明(森川林)

■■5月29日(木)・30日(金)・31日(土)は休み

 5月29日(木)・30日(金)・31日(土)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。


■■AIと共に学ぶ時代へ――「AIオリエンテッド教育」のすすめ

 いま、教育の現場が大きな転換点を迎えています。これまでの「教える」中心の一斉授業から、「学び手が主体」となる自律的な学びへとシフトする中で、AIの存在が急速に注目を集めています。

 「AIオリエンテッド教育」とは、AIをただの道具として使うのではなく、教育そのものをAIと共に進化させていこうという新しい考え方です。つまり、AIを学ぶことと、AIと一緒に学ぶことの両方を含む教育のスタイルです。

 この背景には、社会全体の変化があります。知識を覚えるだけでよかった時代は終わり、現代では「情報を使って何ができるか」が問われるようになっています。そんな時代に、AIは学習者の進捗に応じて学びを最適化し、即座にフィードバックを返すことができます。さらに、教員の業務負担を軽減し、より個に寄り添った指導を実現する力も持っています。

 実際に、言葉の森が開発した作文評価支援AI「森リン」や、読書感想文を評価する「図書検定」では、AIが生徒の書いた文章に講評や数値評価を返し、自分の表現を客観的に見つめ直す手助けをしています。生徒たちはAIと対話しながら、自分の考えを深め、言葉にしていく力を伸ばしていきます。これは単なる採点ではなく、「学びの伴走者」としてのAIの姿です。

 AIオリエンテッド教育を導入するには段階があります。まずは授業の補助的な場面でAIを活用することから始め、次に探究学習や作文などでAIと対話する活動へと進み、最終的にはカリキュラム自体をAI前提で設計していくことが理想です。教員は情報提供者からファシリテーターへ、生徒は受け身から能動的な学び手へと変化します。

 もちろん懸念もあります。AIに頼りすぎて考える力が育たないのでは、という声もあります。しかし大切なのは、「使い方を教える」だけでなく「どう使われるかを自分で選ぶ力」を育てることです。AIを使って表現し、考え、対話する経験を積むことが、これからの社会を生きるうえでの力になります。

 未来の教育は、AIと競争するものではありません。AIと共創し、人間にしかできない創造力や思考力を育てる教育です。今こそ、教育のあり方を根本から見直し、AIと共に歩む「学びの未来」を考えるときです。


■■2025年5月保護者懇談会資料

●夏季休業の予定(8/11月~8/17日は休み宿題、7~9月に振替参加できます) 8月11日(月)~8月17日(日)は休み宿題とします。
 作文の人は、ウェブに8.2週と8.3週の解説動画を入れておくのでそれを見て書いてください。
 振替授業で参加される場合は、7月~9月の間で行ってください。

●生徒の学習データを知らせる「森からゆうびん」を復活作成中
 11月のサーバー移転の影響が長く残っていたために、「森からゆうびん」の発送が遅れていましたが、復活できる見通しがついたので、5月から毎月郵送する予定です(海外の方にはオンライン新聞で連絡します)。

●OCRのオシロンのページの現状
 手書きの作文を書いている人も森リン採点が利用できるように、OCRのページ「オシロン」を開設しました。
 しかし、GoogleもChatGPTもまだ日本語に十分対応しきれていないために、誤読が残る面がありました。
 OCRにかけるコツは、
・画像はjpgかpngです。pdfはできません。
・できるだけ丁寧な字で書いてください。
・作文が2ページ以上になる場合は、ページの途中で文が切れないように工夫してください(OCRは1枚ずつ読むので、文が途中だとうまく読めないことがあります)
・縦書きよりも横書きの方が正確に読めるようです(しかし、これはいずれ改善されると思います)
・ChatGPTに直接アップロードしてテキスト化してもらうこともできます(無料版でも、枚数の制限はありますが、アップロードできます)。
※将来は、コピー機自体がAIで手書きの文章をテキスト化できるようになります(既にそういう機械はありますが、子供の手書きの作文への対応は未定です)。

●作文は、森リンの評価を目標に――字数は学年の200倍を基準に
 森リンは客観的な評価が出るので、勉強の励みになります。
 森リンベストに載ったり、自分の点数を上げたりすることがひとつのきっかけになうようにしていくといいです。
 字数の基準は学年の200倍で。小6以上は1200字以上を目指して書いていってください。

●将来の学力は、知識の学力から、思考力、創造力、共感力の学力へ
 現在の学力は、知識の習得を中心に組み立てられていますが、将来は知識だけでなく、思考力、創造力、共感力を育てることが学力の目標となります。
 思考力は主に作文で、創造力は主に創造発表とプログラミングで、共感力は主に読書と生徒どうしの交流で、知識の学力は、基礎学力、総合学力、全科学力で担うようになると思います。

●サマーキャンプ計画中、8/14~8/16あたり、泊数自由、那須合宿所現地集合 コロナ禍以降、休止していたサマーキャンプを復活します。
 ただ、今回は久しぶりのサマーキャンプのため、日数を限定し、集合場所も現地集合で行う予定です。
 詳細が決まりましたら、改めてご連絡します。

●夏休みの読書感想文の宿題は無意味に
 読書感想文は、授業の中で読書指導や作文指導ができないことから、宿題やコンクールというかたちで行われてきました。
 しかし、AIの利用によって、宿題やコンクールは無意味になりました。
 そして逆に、言葉の森の作文自動採点「森リン」や、推薦図書検定(計画中)によって、読書と作文の指導を授業の中で行うことが可能になりました。
 これからは、読書や作文は、本来の教育のかたちで行われるようになると思います。

●推薦図書検定を作成中
 推薦図書一覧表を作成し、その推薦図書をもとにした読書感想文のシステムを現在開発中です。
 これによって、読書指導が日常的にできるようになる予定です。

●小123年の勉強は、無条件に吸収できる年齢を生かして暗唱を中心に
 小123年生の基礎学力クラスは、この学年のあらゆることを無条件に吸収できる特徴を生かして、暗唱を中心にした授業を行っています。
 暗唱を行っている幼稚園で、卒園児の平均IQが120という結果が出ているように、この時期の暗唱学習は、将来的にも効果があります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000006547.html
(言葉の森は、数十年前から暗唱練習ができるようにしています)
https://www.mori7.com/askt/

●小456年の勉強は、学年相当よりも1年先を、また英語の暗唱力を
 小456年生の総合学力クラスは、中学受験はしないか又はする必要のない、学力優秀な生徒が勉強しています。
 勉強は、小学校で習う標準的な勉強を中心に、学年を先取りする方向で勉強し、小6は中学生の勉強を先取りすることを目標にしています。
 また、英語の暗唱力をつける授業を行っています。

●中123年の勉強は、AIオリエンテッド学習で、また英語の暗唱力を
 中123年生の全科学力クラスは、先生に教わる勉強でも、自分ひとりでやる勉強でもなく、AIと相談しながら進める勉強を行っています。
 勉強の内容だけでなく、勉強計画や、将来の希望などもAIと相談しながら、進めます。
 AIオリエンテッドの学習は、今後の学習の基本になります。
 また、英語の暗唱力をつける授業を行っています。

●創造発表も、AIオリエンテッド学習を基本に
 創造発表クラスは、参考書や本やネット検索で、すでにあるものを探求する学習ではなく、AIを使ってまだないものを個性的、創造的に研究発表する勉強をします。
 創造発表で培った自主性、創造性は、将来の大学入試の総合選抜ばかりでなく、将来の社会での独立起業志向に結びついていきます。

●プログラミングも、AIオリエンテッドで、バイブコーディングの学習に
 プログラミングクラスは、これまでのコードプログラミングを中心にした地道な学習から、AIを利用した目的中心の学習に移りつつあります。
 「どう作るか」よりも「何を作りたいか」ということが中心になる勉強です。
 バイブコーディング(AIコーディング)は、まだ途上ですが、これから広がっていきます。
 プログラミングクラスは、作品の発表を中心に勉強の成果を出していく予定です。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)

 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。

■清書の意義と方法

 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。

■清書の投稿

 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。

 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●小学生新聞の投稿先

■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係

■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係

●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に

 新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
 その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。

※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。



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