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言葉の森オンライン新聞
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言葉の森新聞2026年2月3週号 通算第1887号 (10140字) 言葉の森事務局(jun) 2026/02/17 10:09:11 18302   1     

言葉の森新聞2026年2月3週号 通算第1887号
文責 中根克明(森川林)

■■2月23日(月)は「休み宿題」

 カレンダーに記載してあるとおり、2月23日(月)は「休み宿題」となります。
 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php
 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。


■■小学生のうちから育てたい、これからの入試に必要な記述力

◆動画 https://youtu.be/2iriK4KqPvI

●これからの入試は記述力が中心に

 これからの入試で評価の中心となるものは、主に記述力です。また、自分の考えをひとまとまりの文章として書き表すことのできる作文力、小論文力も重要になってきます。ひとことで言えば、記述力、文章力が、これからの学力の中心になってくるということです。

●選択式中心の入試とその限界

 これまでの入学試験は、多数の受験生を短期間で採点する必要があったため、選択式の問題が中心でした。選択式の問題の多くは、考える力よりも、知識を正確に再現する力を測る問題です。そのため、学校や塾でも、知識を覚えることを重視した勉強が主流になっていました。

●入試制度の変化と長期的評価

 しかし、入試制度は大きく変わりつつあります。東大や京大で導入された特色入試や推薦入試では、高校3年生の秋ごろから評価が始まり、その生徒の関心や思考力、表現力を長い時間をかけて見ていく形になっています。今後は、短時間のテストだけで学力を測るのではなく、その生徒がどのように考え、どのように表現するかを重視する入試へと移行していくのです。

●すでに進む記述式への移行

 実際、現在の国公立大学の入試問題は、すでに多くが記述式です。こうした流れを考えると、記述力や小論文力を育てることが、これからの小学生の勉強の重要な方向性であることがわかります。

●記述力はどのように育てるか

 では、記述力、文章力はどのようにして身につけていけばよいのでしょうか。

●第一の柱――実際に書くこと

 第一に、最も基本となる「書く力」は、実際に文章を書くことによって育ちます。文章の書き方を知っているだけでは不十分で、何度も書くことによって、手と目と頭脳が自然に連動する状態をつくる必要があります。文章を書き慣れること自体が、小学生にとっての大切な基礎学習なのです。

●学年が上がるほど書く機会は減る

 ところが、学年が上がるにつれて、家庭で子どもに文章を書かせる機会は少なくなりがちです。低学年では比較的取り組みやすくても、中学年、高学年になると、意識的に工夫をしなければ、書く練習の場が失われてしまいます。

●第二の柱――親子の対話で思考力を育てる

 第二に重要なのは、考える力の土台となる親子の対話です。子どもの思考力は、主に対話と読書によって育ちますが、小学生が自分から進んで難しい本を読むことは簡単ではありません。無理に読ませようとすると、かえって読書嫌いになることもあります。そこで、小学生のうちは、まず親子の対話の中で思考力を育てていくことが大切になります。

●作文課題が対話を深めるきっかけに

 この親子の対話に役立つのが、作文の課題です。特に高学年になると、考えるテーマが増えてくるため、事前に家族で話し合う時間を持つことで、書く材料が見つかりやすくなります。作文を通して思考力を育てると同時に、家族の団欒や対話の時間を豊かにすることができるのです。

●第三の柱――読書による語彙力と表現力

 第三に、記述力を支えるものとして、読書による語彙力、表現力の向上があります。作文がなかなか書けない、書くのに時間がかかる、何を書けばよいかわからないという子どもに共通して見られるのは、読書量の不足です。反対に、日頃から読書をしている子どもは、文章を書くスピードが速く、表現も自然で、書くことを苦にしません。さらに力がついてくると、文章を書くこと自体を楽しめるようになります。

●毎日読む習慣をつくる

 読書は、易しくて面白い本から始め、徐々に読み応えのある本へ進んでいくことも大切ですが、それ以上に重要なのは、毎日読む習慣をつけることです。

●小学生からの積み重ねが未来をつくる

 記述力、文章力は、特別な訓練だけで身につくものではありません。書き慣れること、作文を通して親子で対話をすること、毎日読書をする習慣を積み重ねることによって、少しずつ育っていきます。
 大学入試改革に対応する学力は、受験直前の短期間の勉強で身につけられるものではありません。小学生のうちから、日々の家庭生活の中で、時間をかけて育てていくことが大切なのです。


■■なぜ、読書をする子は学年が上がるほど伸びるのか

◆動画 https://youtu.be/G0NxxzIu8is

●読書時間が取れない子の落とし穴

 真面目にきちんと勉強しているにもかかわらず、勉強のスピードが遅く、いろいろなことに手が回らない子がいます。そうした子は、ゆっくり本を読む時間が取れません。その結果、学年が上がるにつれて成績が下がっていきます。成績が下がるのは国語だけではなく、算数、理科、社会など、すべての教科に共通して表れてきます。

●小5から広がる読書力の差

 読書とは、日本語で文章を読むことです。読書を通して、日本語で考える力が育ちます。小学校4年生までの勉強は、やり方がわかれば誰でもできる、考える必要の少ない勉強です。しかし、小学校5年生からは、考える力が必要な勉強が始まります。このときに、読書力の差がはっきりと表れてきます。

●読書の効果は半年後に表れる

 ただし、読書を始めてすぐに効果が出るわけではありません。読書の効果が実感できるまでには、半年ほどかかります。だからこそ、気長に読書の習慣をつけておくことが大切です。読書力による学力の差は、学年が上がるほど大きくなります。小学生よりも中学生、中学生よりも高校生、さらに大学生になるにつれて、その差は広がっていくのです。

●家庭学習の中心は読書

 そのため、小学生時代の勉強で最も優先すべきことは、読書の時間を確保することです。読書の時間は、宿題の時間よりも優先されるべきです。宿題は多くの場合、単なる作業で終わってしまいます。できる問題はもともとできる問題であり、できなかった問題も、あとで繰り返さなければ身につきません。勉強の中心は家庭学習であり、家庭学習の中心は読書なのです。

●成績よりも読書力を育てる

 小学校4年生までの成績の差は、本質的な差ではありません。この時期に大切なのは成績ではなく、読書力です。読書力は目に見えにくいものですが、確実に学力の土台となり、学年が上がるにつれて成績として表れてきます。

●低学年は読み聞かせから

 小学1、2年生で自分から本を読まない場合は、保護者が読み聞かせをしてください。耳から入る読書は、目で読む読書の大切な土台になります。低学年の読書力は音読で判断できます。本をすらすら読める子は問題ありませんが、つっかえながら読む子は、読書の面白さをまだ感じられていません。ただし、音読をさせたときには、つっかえながらであっても、必ず褒めることが大切です。子どもは、褒められることで成長します。

●面白い本を選ぶ工夫

 音読が普通にできる子には、読書量を増やすことが必要です。そのためには、面白い本を与えることです。ただし、おばけの本や殺人の本など、刺激だけで引きつけるものは避けるべきです。読んで心がすがすがしくなるような、本当に面白い本を選ぶことが大切です。

●読書の幅を広げる段階へ

 本がよく読める子は、説明文や意見文へと読書の幅を広げていきます。図書館のノンフィクションコーナーや、中高生向けの新書シリーズなどから、興味の持てそうな本を探すとよいでしょう。ただし、読書力が十分でないうちに難しい本を読ませると、かえって読書量が減ってしまいます。複数の本を並行して読み、無理なく読書を続ける工夫も有効です。

●学年が上がるほど差が広がる理由

 小学生時代に身につけた読書力は、中学、高校での学力に直結します。学年が上がるにつれて成績が伸びる子と、逆に下がる子の違いは、読書力の差です。本当の国語力とは、漢字や文法ではなく、読解力です。その読解力の基礎にあるのが、日々の読書習慣なのです。


■■毎日同じことを、楽しく続ける――低学年の家庭学習の考え方

◆動画 https://youtu.be/yOvAFiCXGoo

 保護者懇談会で、低学年のお子さんを持つお母さんから「集中して勉強しない」という相談を受けることがあります。
 この問題には家庭ごとにさまざまな事情がありますが、低学年の勉強について共通して大切な考え方があります。

●勉強量は少なく、負担にしない

 第一に大事なのは、勉強の量を多くしないことです。
 低学年の時期は、長い時間勉強する必要はありません。勉強をする習慣をつけることが目的なので、早く終わったからといって新しい勉強を追加する必要もありません。むしろ、それをすると勉強が負担になります。

●宿題を家庭学習の中心にしない

 第二に、学校の宿題を家庭学習の中心にしないことです。
 宿題があると勉強させやすく感じますが、宿題がないときに何もしない癖がついてしまいます。家庭学習の中心は、家庭で決めた毎日の勉強であるべきです。実際、進んでいる学校ほど宿題を出さない方針を取っていることもあります。

●親の指示に頼らず、習慣を作る

 第三は、親の指示で勉強させすぎないことです。
 勉強内容をあらかじめ決めておけば、子どもは迷わず取り組めます。そのつど親が指示を出す勉強の仕方では、勉強の習慣は身につきません。子どもが「毎日決まったことを決まったようにやる」状態を作ることが大切です。

●低学年で大切にしたい学習内容

 では、低学年の家庭学習で何を重点にするかというと、必要なのは音読・暗唱・読書・対話です。
 読書は日本語力の土台になりますが、家庭学習の最初にすると読書だけで終わってしまうことがあるため、最後に行うなど時間の工夫が必要です。また、説明的な文章に触れるために、親の読み聞かせも並行して行います。

●暗唱と読書を学習の柱にする

 暗唱は毎日続けることで定着します。朝ごはんの前に10分ほどの時間を取ると、無理なく続けやすくなります。
 算数も毎日の習慣として大切ですが、将来の数学力の中心になるのは考える力です。その意味では、算数よりも読書を優先します。忙しい日は「今日は読書だけ」という日があっても構いません。

●見落とされがちな対話の力

 中でも見落とされがちなのが対話の力です。
 ただのおしゃべりではなく、少し考えさせる、思索的で面白い会話を意識します。軽い対話が多すぎると、人の話を注意して聞かなくなり、考える力も育ちません。反対に、中身のある楽しい会話を重ねることで、聞く力と考える力が育ちます。

●習慣が崩れたときの親の役割

 習慣はすぐに崩れるものです。
 一日やらなかっただけで、そのままやらなくなることも珍しくありません。それを責めるのではなく、「また来週からやろうね」と声をかけて軌道修正するのが親の役割です。すぐにさぼるのは、人間らしく成長している証拠でもあります。

●親の笑顔が子どもの土台になる

 そして、親はいつも明るく楽しく子どもに接することが大切です。
 親の笑顔は、子どもの成長の基盤になります。時々鏡を見て、自分がどんな表情で接しているか確かめてみるのもよいと思います。

●低学年の学習は「しつけ」と考える

 低学年の学習は、教材を次々変えることでは力がつきません。
 通信教材や習い事は余裕があるときの補助で十分です。中心は、家庭で毎日続けられる単純な学習です。勉強というより、あいさつや歯磨きと同じ「しつけ」と考えるとよいでしょう。だから、特別な褒美も必要ありません。

●低学年の家庭学習の目標

 低学年の目標はひとつです。
 楽しく、毎日続けることです。
 この時期に家庭学習の習慣がつけば、その後の学習は自然につながっていきます。子どもの将来を支えるのは、成績ではなく、自分から学ぶ力なのです。


■■作文は添削から始めない――事前指導が子供を伸ばします

◆動画 https://youtu.be/tMuFYKkxiDQ

●事前指導を重視する作文指導

 言葉の森の作文指導の最大の特徴は、事前指導です。
 学校などで行われる作文の授業では、とりあえず作文を書かせ、そのあとで添削するという形が一般的です。しかし、このやり方では、生徒は何のために、どう書けばよいのかという目標を持たないまま書くことになります。

●事後添削だけでは作文意欲が続かない

 数回の授業であれば問題はありませんが、毎回、事後の添削だけが続くと、子供は次第に作文を書く意欲を失っていきます。褒められる子はいつも褒められますが、ほかの子は、どう書けば評価されるのかがわかりません。その結果、作文指導に熱心な先生に教わるほど、作文嫌いの子が増えることさえあります。

●目標を示す事前指導の効果

 では、どうすればよいのでしょうか。
 それが、作文を書く前に目標を示す事前指導です。
 「会話を入れて書こう」「たとえを使ってみよう」「書き出しを工夫しよう」といった具体的な指示があれば、子供はその目標に向かって努力できます。そして、評価も、その目標が達成できたかどうかだけを見ればよいのです。

●事前に示していない点で評価しない

 ところが大人は、事前に示していない点、例えば字のていねいさや漢字の使用などで評価してしまいがちです。事前指導なしに事後の評価だけを受けると、子供はがっかりします。だからこそ、作文指導の基本は事前指導なのです。

●作文学習を長く続けるために

 小学校低学年のころは、誰でも作文が書けます。しかし重要なのは、この作文の勉強を中学生、高校生まで続けることです。添削がどれほど丁寧でも、作文を次の段階に進める事前指導がなければ、子供は学年が上がるにつれて作文に飽きてしまいます。

●スモールステップでは伸びない作文力

 作文力のある子には細かなスモールステップは不要ですが、作文力のない子にとって、穴埋め作文などの練習をいくら積み重ねても、長い作文を書く力にはなりません。作文は、低学年で終わる勉強ではなく、考える作文、意見文、論説文へと続く長い学習なのです。

●小学五年生以降を見すえた作文指導

 作文の勉強が本当に重要になるのは、小学五年生以降です。低学年の作文は、その先につなげるための準備にすぎません。だからこそ、最初のボタンを正しくかける必要があります。

●「ほめて伸ばす」作文指導

 作文指導で大切なのは、「ほめて伸ばす」ことです。
 文章を書くのが得意な大人ほど、「もっとこうしたらいい」と助言をしがちですが、子供はそれを「自分の作文はダメだった」と受け取ります。その積み重ねが、作文嫌いを生みます。

●作文が上達する三つの方法

 作文が上達する方法は三つあります。
 第一は、書き続けることです。時間はかかっても、続ければ必ず力はつきます。
 第二は、読書です。書く力の土台は読む力であり、読書量と質は作文力に直結します。
 そして第三が、事前指導です。具体的な目標があるからこそ、子供は努力し、その努力を褒めることができます。

●事前指導こそ作文教育の基本

 褒めることは、事前指導とセットになって初めて意味を持ちます。
 作文教育の基本は、事後添削ではなく事前指導です。これが、長く作文を続け、考える力を育てるために最も大切なことなのです。


■■なぜ言葉の森では、毎週「読書紹介」をするのか

◆動画 https://youtu.be/hVlneQ_gY6Q

 言葉の森のオンラインクラスでは、毎週、生徒全員が読書紹介をしています。これには三つの意味があります。

 一つは、毎日の読書を続けるきっかけになること。
 二つ目は、ほかの人の読書を知ることで、自分の読書の幅が広がること。
 三つ目は、紹介を通して、その子の人柄が伝わってくることです。

●読書力と発表力を同時に育てる

 少人数のクラスで全員が発表することで、読書力だけでなく発表力も育ちます。
 この読書力と発表力こそが、これからの学力の土台になります。
 この読書紹介によって、毎日の読書習慣を維持している子が多くいます。

●読む本に迷ったときのヒント

 どんな本を読んだらいいか迷う場合は、「読書記録」のページで、同じ学年の子が読んでいる本を参考にするといいです。そこに並んだ本を手がかりにして、少しずつ読む本のレベルを上げていくことができます。

●低学年の読書で気になること

 読書紹介を続けていて、いくつか気になることがあります。
 第一は、小学校低学年の子が、いつまでも絵本だけを読んでいることです。絵本には内容のよいものが多くありますが、日本語力を育てるという点では限界があります。断片的な文章と挿絵で理解する本だけでは、読む力は育ちません。

●絵本や漫画と文章のある本

 もちろん、絵本や漫画を読んではいけないわけではありません。しかし、それとは別に、文章がしっかり書いてある本を読む必要があります。低学年でも、内容が面白ければ、字の細かい本でも子供は夢中になって読みます。学年にとらわれず、内容の面白さを基準に本を選ぶことが大切です。

●中学年・高学年におすすめの本

 小学校中学年、高学年になると、良書は比較的多くなります。ひとつの目安として、過去の読書感想文コンクールの課題図書があります。過去の課題図書は中古で手に入りやすく、内容も確かなものが多いです。また、青い鳥文庫やフォア文庫など、小学生向けのシリーズ本にも良書が多くあります。

●本は「買って読む」価値がある

 本は、できるだけ借りるよりも買うことをおすすめします。
 それは、本は繰り返し読むことで読む力がつくからです。何度も読み返したくなる本が手元にある子は、自然と読書力が伸びていきます。

●勉強よりも読書を優先する意味

 勉強は成績を上げますが、読書は頭をよくします。
 成績はやる気になれば後からでも上げられますが、読書力は日々の積み重ねでしか育ちません。だから、小学生のうちは勉強よりも読書を優先するといいのです。

●中高生の読書習慣

 中学生や高校生になると、勉強が忙しいからという理由で本を読まなくなる子がいます。こういう生徒は、学年が上がるにつれて成績が伸び悩むことが多くなります。読書は毎日の習慣が大切です。テスト期間中でも、5ページ、10ページでもいいので本を開くことが重要です。

●中高生以降の読書の質

 中学生や高校生になったら、物語文は娯楽と考え、説明文や意見文を中心に読むようにします。難しい本を一日50ページ読むことを目標にするといいです。この習慣は、社会人になってからも大きな差を生みます。

●親の読書習慣が与える影響

 読書力は、親の読書習慣とも深く関係しています。
 読書好きな子は、親の本棚から本を借りて紹介することもあります。親子でそれぞれ自分の本を読むという環境を作ることが大切です。ただし、親が子供時代に読んだ暗い名作ばかりでなく、現代の明るく感動できる本も意識的に探していく必要があります。

●家庭で大切にしたいこと

 小学生は、本当は学校での勉強だけで十分です。家庭では、読書と対話に力を入れることが何より大切です。読書力のある子は、必要になったときにすぐ学力を伸ばすことができるからです。


■■がんばり方を間違えない中学生の勉強法

◆動画 https://youtu.be/lwSGrE6XH0A

●中学生の勉強時間の目安

 中学生の勉強時間の目安は、平日1.5時間、土日2.5時間です。
 内訳は、平日は数学1時間、英語30分、土日は数学1.5時間、英語1時間が基本になります。
 定期テストの2週間前からは、平日3.5時間、土日6-8時間を目安にし、数学・英語に加えて国語・理科・社会にも時間を配分します。

●タイマーで集中力を保つ勉強法

 勉強をするときは、タイマーを使って時間を区切ります。
 長時間勉強する場合は、30分ごとに5分程度の休憩を入れると集中力が続きます。休憩中に短時間動画を見る程度であれば問題ありません。

●リビング学習と進捗の可視化

 中学生は、子供部屋では勉強がはかどらないことが多いため、リビングで勉強するのが基本です。
 それが難しい場合は、自習記録をつけるだけでもよいので、勉強時間を可視化する仕組みを作ります。小中学生の勉強は、進捗をチェックする仕組みがあれば、家庭学習でも十分に軌道に乗ります。

●成績は勉強時間に比例する

 中学生の成績は、基本的に勉強時間に比例します。
 中学校の勉強内容は、教科書の基本をすべて身につければ十分で、特別に難しいものではありません。得意科目の90点を95点にするよりも、苦手科目の70点を80点にする方がはるかに効率的です。高校入試は総合点で決まるため、苦手をなくすことを第一に考えます。

●勉強の土台は読書力

 ただし、頭をよくするのは勉強ではなく読書です。
 読書力がないと、いくら勉強時間を増やしても成績は伸びません。説明文や意見文の読書を毎日の習慣にし、1日50ページ、1週間に1冊を目標に読み進めます。テスト期間中であっても、5ページでも10ページでも本を開くことが大切です。

●読書習慣を失う危険

 中学生になると忙しさを理由に本を読まなくなる子がいますが、こうした生徒は学年が上がるにつれて成績が伸び悩みます。中学生の時期に読書習慣を失うと、高校生、大学生になっても本を読まない生活になりがちです。読書は勉強と同じ重要度で毎日続ける必要があります。

●差がつく数学と英語の学習法

 中学生の勉強で最も差がつく教科は数学と英語です。
 数学は、1冊の問題集を5回以上繰り返し、できない問題が1問もなくなるまで取り組みます。英語は、教科書を何度も音読し、最終的には暗唱し、書けるようにします。どちらも、よい方法を探すより、時間をかけて繰り返すことが何より大切です。

●家庭で育てる勉強の姿勢

 中学生は、自分ひとりで勉強計画を立てることがまだできません。
 そのため、家庭で方針を立て、試行錯誤しながら勉強のやり方を身につけていきます。点数を見るだけでなく、その中身を見ることが重要です。勉強の目的は点数を取ることではなく、自分自身を向上させることだという姿勢を伝えていく必要があります。

●受験の先にある本当の目標

 受験はゴールではありません。
 本当のゴールは、社会に出てから自分の力で考え、学び続けられる人になることです。中学生の勉強は、その土台を作る時期です。時間を確保し、読書を続け、同じ教材を繰り返すというシンプルな勉強を、着実に積み重ねていくことが何より大切なのです。


■■合格速報

●白梅学園高等学校 E.Y.さん

<担当講師より>

 合格おめでとうございます。
 ご自分の意見をきちんと述べられる生徒さんです。特に受験前の課題では、鋭い意見を示し、展開部もなるほどと感心する内容で考えられていました。これからもさまざまな物事に対して、前向きに取り組んでいってください。


●実践女子学園中学校 東京家政大学附属中学校 S.K.さん

<担当講師より>

 合格おめでとうございます。
他の人の意見に左右されることなく、ご自分の考えをしっかりと持っている生徒さんです。入試の発表や面談でも落ち着いて対応できたとのこと。これからも実力に磨きをかけて、有意義な学生生活を送ってください。


●東京都立南多摩中学校 T.T.さん

<担当講師より>

 志望校合格おめでとうございます。
 受験コースでは、毎回、課題に真剣に向き合い、「作文100本」を目標に一本一本を大切に推敲を積み重ねてきました。
 自分の言葉で考え抜く力を身につけ、本番では最後のひとマスまで書き切ったと聞きました。それは、これまでの努力と自信がしっかりと形になった証です。
 中学校での学びの中でも、きっと作文で培った力がさまざまな場面で支えになってくれるはずです。
 これからのさらなる成長と活躍を心から楽しみにしています。本当におめでとうございました。


●東京都市大学 等々力中学校 Y.R.さん

<担当講師より>

 合格おめでとうございます!
 3年間の作文の勉強で書く力や考える力も伸び、受験コースも受講してくれました。将来水泳選手になるために、受験勉強中も水泳の練習を続けていた頑張り屋さん。これからの成長にエールを送りたいと思います。



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