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笑いのある対話と勉強を  2011年1月12日  No.1121
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 今、日本では、2、3歳で、言葉が出ない、表情が少ない、反応があまりないという子が増えているそうです。そういう子供たちが成長して学校に行くようになると、さまざまな形の学習障害を引き起こす可能性が高いと言われています。

 その原因ははっきりしていませんが、0-2歳でテレビ・ビデオの音声が長時間流れている環境にあることと大きな関係があるのではないかと疑われています。

 しかし、これらの子供たちも、2歳のころまでに、テレビを消して、親が語りかける時間を増やすと、多くの子が普通の正常な成長に戻るそうです。ところが、年齢が3歳になると治る可能性は五分五分になり、4歳以上になると治る可能性は低くなると言われています。

 乳幼児期は、人間の成長の土台を形成する時期です。この時期に、不自然な人工的環境に置かれることがいかに大きな問題になるかということがよくわかります。乳幼児がいる家庭では、テレビやビデオはヘッドホンで聞くというような配慮が必要です(本当はテレビなど家庭に置かないのがいちばんいいと思いますが)。また、CDなどの音声教材も、幼児期に利用することは避けた方が無難です。幼児期からの英語教育なども、かなり不自然な環境を子供に強いることになります。

 いちばんいいのは、人間の親と自然の音を中心とした日本語の環境で過ごすことです。

 ところで、この2歳で言葉が出ない、表情が少ない、反応がないという子を元に戻すときの親の対応のポイントは、子供に話しかけて子供を笑わせることなのだそうです。お母さんの話しかけることによって子供が笑うようになると、子供は劇的に改善するそうです。

 これは、乳幼児期に限らず、子育て全体に言えることのように思います。小学生の子供との家庭での対話も、親が子供をときどき笑わせるような形で進めていくと、子供の知力は発達します。勉強も同じです。笑いのある勉強が、子供の学力を高めていくのです。

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