国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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家庭で音読の学習を無理なく続けるために  2015年8月25日  No.2405
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 国語力をつける勉強の基本は、多読と難読(難しい本を読むこと)です。多読は誰でもできますが、難しいのは難読の方です。
 まず、小中学生が読むのにふさわしい難読の本が不足しています。新聞のコラムも難読の一種ですが、やはり文章が易しすぎることが弱点です。
 そこで、言葉の森では、問題集読書という形で、入手しやすい難読の文章を読むことをすすめています。問題集の文章には出典が載っていることが多いので、興味を持った内容であれば、図書館などで元の本を借りてくることもできます。

 ところが、難読を家庭で続けていくことはかなり難しいのです。それは、難しい文章を繰り返し読んでいると、次第に表面的な読み方になってしまうからです。
 そうならないためには、音読で読むことです。しかし、音読を家庭で続けさせるというのもまた難しいのです。

 そこで、寺子屋オンエアでは、skypeのビデオメッセージに音読を入れて、それ担当の先生に送信するというやり方を始めました。
 音読が続けにくいのは、形の残らない勉強なので、張り合いがないからです。

 ただし、大事なことは、音読を近くで聞いているお父さんやお母さんがいる場合、決して子供の音読に対して注意をせず、いつも温かく褒めてあげることです。
 男の子の場合は、必ずと言っていいほど、早口で読んだり、声色を変えて読んだり、言葉の一部を変えて読んだりというふざけた読み方をすることがあります。そのときにもしその読み方を注意すれば、しばらくは真面目に読むかもしれませんが、そのうち音読をしなくなります。
 もし、ふざけて読んでいても、にこやかに見ていれば、やがてふざけて読むことに飽きて普通に読むようになります。そして、そういうゆるやかな勉強法の方が、ずっと長続きするのです。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
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