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作文検定と文章自動採点ソフト森リン(その2)  2009年3月31日  No.439
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=439      


 文章採点ソフトを利用すれば、そのソフトに対応した文章の勉強法が生まれ、その勉強法に対応したソフトの改良が進み、文章力とソフトが相互に発展していきます。
 これをスポーツの場合に当てはめてみると、わかりやすいと思います。どのスポーツも、ルールが決まっています。例えばサッカーでは、足は使えるが手は使えないという制約があります。その制約の中で、足を使った技術が発達します。すると、その技術に対応してまた新たなルール、例えば危険なプレーはしないなどというものが出てきます。ルールという制約があり、その制約に対応した方法が生まれ、制約と方法が相互に影響しあって物事が発展していくというのが物事の進歩の姿です。
 このように考えると、文章を採点するソフトを人間味がないと批判するのではなく、その文章採点ソフトをうまく利用して文章力をつけるという発想をしていくことが大事だと思います。
 では、ソフトを利用した将来の小論文はどのようになるのでしょうか。
 現在は、人間が採点することだけを前提にしているので、小論文の試験は600字から1200字のものが1本だけという形がほとんどです。しかし、試験で小論文を1本だけしか書かせないとなると、受験生はある程度書くことを準備してくるので、ヤマを当てるような勉強法もできるようになります。
 ソフトによる採点ができれば、1日の試験で異なるテーマの小論文を数本書かせるということもできます。受験生の負担は大きくなりますが、実力のある生徒は、むしろ実力が正しく反映される複数の小論文試験の方を喜ぶでしょう。
 また、小論文の構成も、書き手の自由に任せるのではなく、ある程度方向性を指示するような形になると思います。漠然と自由に書かせるよりも、書き方に条件をつけた方が、書く方も読む方も取り組みやすいからです。例えば、全体の字数は800字で、4つの段落に分けて、問題点と原因と対策と反対意見に対する理解を書くというような指示です。構成の仕方や表現の仕方に条件をつけることで、人間による評価も容易になります。
 現在の作文小論文の学習のいちばんの問題点は、評価が大変なので、指導が少なくなるというところにあります。指導の回数を増やすためには、ソフトを利用した評価をもっと取り入れていくことだと思います。
 

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