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言葉の森の今後の方向  2009年6月28日  No.540
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 言葉の森の今後の方向を、これから予想される四つの大きな変化というところから考えてみました。

 第一は、経済の変化です。現在のアメリカの状況は、バブルの上塗りによる時間稼ぎという状態です。この結果、日本でも内需の低迷という状態は、今後長期化すると考えられます。そこで言葉の森も、三つの方向で経営を行っていきます。一つは、これまでの通信教育の一部に奨学生制度を取り入れることです。もう一つは、フランチャイズ化した通学教室で国語力の育成を図ることです。三つめは、ウェブで利用できる。作文読解国語のフリーな教材を提供することです。ただし、フリーな教材といっても、本格的なものにしていきたいと思っています。

 第二は、政治の変化です。1929年の世界恐慌が第二次世界大戦で解消されたように、現在の経済の問題を解決するために、世界に戦争状態を起こすことを願う人々がいます。その戦争のシナリオの一つには、日本と、朝鮮又は韓国又は中国を戦争状態にすることもあると思います。日本は、アジアの国と協力して進んでいかなければなりません。それは、国と協力するというよりも、その国にいる真に進歩と平和を望む人たちと協力するということです。従って、言葉の森の教材も、日本語と日本文化を守るとともに、それが排他的なものにならず、普遍的なものになるように発展させていく必要があると思います。

 第三は、自然と環境の問題です。今後様々な自然破壊や自然災害や感染症の拡大が起こること予想されます。これに対応するためには、通信の授業をさらに強化して、郵送などのアナログ的な手段を使わずに、オンラインですべて完結するような指導の仕組みを考えていく必要があります。ウェブ添削、海外の生徒の電話指導、携帯電話によるウェブ利用など、オンライン化を強化する道を考えていきたいと思っています。

 第四は、科学の進歩です。今後、エネルギー革命、情報革命、意識革命のような科学上の飛躍的な前進が生まれることが予想されます。これは質的な変化なので、今後どこで何が起こるかは起こってみないとわかりません。この中で、教育に求められるものは三つあります。一つは、地球と人類のための教育という教育の真の価値を明確にすることです。もう一つは、本物を目指す教育です。理解力、思考力、表現力を確実に向上させる指導を目指していきたいと思います。三つめは、受験の教育から、能力の教育へと変化することが考えられるということです。この能力の教育の先にあるものは、文化の教育です。単に受験競争に勝つという教育から、自身の能力を開花する教育へと発展し、さらに文化を豊かにする教育へと発展するというのが教育の未来の方向だと考えています。従って、言葉の森も、教育の機関であるともに文化の機関となるような方向を将来目指していきたいと思っています。


(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)

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