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家庭での作文の教え方2 字数  2010年2月17日  No.785
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 小学3、4年生は、題名課題が中心になります。

 題名課題の例としては、「たまご焼きを作ったこと」「虫をつかまえたこと」「何かを育てたこと」というようなものがあります。このような題名で、1週間前から準備して、何かできることがあればやってみる、お父さんやお母さん、田舎にいるおじいちゃんやおばあちゃんに取材してみる、図鑑などで調べてみる、ということします。準備をすると、作文に書く材料が豊かになっていきます。


 小学5年生からは、感想文が中心になります。

 感想文を上手に書かせるためには、あらかじめ元の文章を読んでおくこと、元の文章に合わせて似た話を考えておくこと、の二つが大事です。

 感想文の書き方は、大きく四つのブロックに分けて考えます。(1)要約(2)似た例(3)似た例2又は「もし……だったら」という想像した例(4)感想という書き方です。


◆字数


 作文の字数の目安は、小学生の学年の100倍から200倍と考えておきます。これが、1時間程度で子供が無理なく書ける字数です。小1であれば100字から200字、小4であれば400字から800字、小6であれば600字から1200字となります。小学6年生以上は、中学生も高校生も600字から1200字とします。

 体験学習で最初に作文を書かせるときは、小学校低学年は50字までを目標にします。小学校中学年以上は100字までを目標にします。400字詰めの原稿用紙でいうと100字は5行です。体験学習には、作文がすごく苦手で来ている子もいます。作文が得意か苦手かということはあらかじめはわからないので、目標の字数を低く設定しておきます。これは、中学生でも高校生でも同じです。

 ただし、体験学習のとき子供は緊張していることが多いので、「5行(100字)まででいい」と先生が説明すると、「5行までしか書いてはいけない」と勘違いすることがあります。「5行まででいい。でも書きたいことがあったらそれ以上書いてもいい」と説明します。

 子供は、字数を少なめに指定されると、安心して作文を書き始めます。しかし、ここで子供が速く書き終えた場合でも、字数の追加はしません。また、体験学習の1回目でがんばってたくさん書いた場合でも、2回目にその1回目の字数を目標に書かせるようなことはしません。

 勉強のさせ方すべてについて共通することですが、いったん目標を決めたら、それが簡単にできたからといって途中で追加するようなことはしません。もし親や先生が、「簡単にできたから、新たな問題を追加する」ということを一度でもすると、子供はその後手を抜いて勉強するようになります。大人の自制心が必要です。

 学年の200倍の字数を指定した場合に、子供がそこまでは書けないということがあります。作文の書きやすさは題材と関連しているので、どうしても長くは書きにくいという題材もあるからです。例えば、小学3年生で感想文を書く場合など、似た例がよほどうまく思い出せているのでなければ、600字まで書くのは難しくなります。そのときは、「最低300字(学年の100倍)までは書こう」と字数の指定をしなおします。

 字数の指定をしなおして短くしてもやはり書けないという場合は、親や先生が手助けをします。例えば、親が、「じゃあ、お母さんがこれから言うとおりに書けばいいからね」と言って、文章の続きを言ってあげると、ほとんどの子は途中から自分でその続きを書いていくようになります。子供が最後の感想まで書いている場合は、作文の途中に付け加える文章を、その感想のあとに追加して書いていきます。

 途中に付け加える文章の例としては次のようなものがあります。「ぼくが小学校1年生のときは……」「去年は……」「ほかにも似た話があります。……」「もし……だったら」「どうしてかというと……」「お父さんやお母さんに聞いてみました。……」。昔の話や似た話や聞いた話を思い出すと、作文の中身をふくらませることができます。

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