子供は、読書を1冊ずつするものだと思っているので、ある本が終わってから次の本を読むという読み方をします。すると、途中で自分のあまり興味のわかない本にぶつかったとき、そこで読書が進まなくなってしまうことも出てきます。
本は読みかけでもいいのだと割り切ると、読書の能率が上がります。また、分厚かったり難しい内容だったりしてなかなか読めない本でも、途中まで読めばいいのだと考えると気軽に手に取ることができるようになります。その結果、読書量が増え、読みにくかった本も自然に読めるようになるのです。
日曜日などで時間があるときに、それまで読みかけだった本を十数冊積んでおき、次々に読むようにすると読書がはかどります。次々に読むといっても、2、30ページ読んだら、次の本に移るという読み方をして、それを何周も繰り返すのです。
興味のある本でも1冊をずっと通して読んでいるとくたびれるものですが、十数冊の本を少しずつ次々と読んでいくと、なぜかほとんど疲労を感じません。
そういう読み方をするときに役に立つのが付箋読書という方法です。この付箋読書のコツがわかると、ふだんの読書の能率も格段に上がります。それは、いつでも気軽に読みだすことができ、いつでも気軽に中断でき、またいつでも気軽に再開することができるようになるからです。
【言葉の森式 付箋読書の方法】
▽1、読み始めのページの右上に付箋を貼る。
▽2、読み終えたページに、最初の付箋から下に少しずらして次の付箋を貼る。
▽3、次にまた読み始め、読み終えたページに、前の付箋から下に少しずらして次の付箋を貼る。(つまり階段状に付箋を貼っていく)
▽4、途中をとばして、別のページを先に読みたいときは、その読み始めのページの右上に付箋を貼る。
▽5、横書きの本の場合は、本の左上に縦に付箋を貼る。
▽6、横書きの場合も、階段状に付箋を貼っていく。
▽7、本をたたんだときも、外からどこまで読んだかがわかるので、続きを読む気になりやすい。
▽8、日曜日などで時間のあるときは、たまっている本を10冊ぐらい次々に2、30ページずつ読むことができる。(こういう読み方をすると長時間読んでもくたびれない)
※おすすめの付箋は、
9月9日(土)9.2週の作文クラスの授業
★授業の前に、予習のメモと読書記録を入れておいてください。
予習メモは、できるだけ事前に両親に取材をしたり、自分なりにデータを調べたりしておくといいです。
定期テストが近くなった人は、2週間前からテスト対策に取り組み、1日3.5時間を目標に勉強していきましょう。
普段の勉強時間は、1.5時間を目安にしていきましょう。
定期テストは、全教科少なくとも8割を目指してがんばりましょう。
★読書は、説明文の本を必ず読んでいきましょう。
ただし、テスト対策期間は読書は休んでもいいです。
読書は、難しい本も易しい本も、並行して読んでいくといいです。
そのためには、付箋読書を活用するといいです。
付箋読書の仕方(何冊もの本を並行して読む)
https://www.mori7.com/as/1367.html
おすすめの付箋は、
コクヨ タックメモ 付箋超ミニサイズ 25x7.2mm
です。