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花を咲かせる前に根を広げよう(facebook記事より)  2012年1月6日  No.1391
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 植物が、根を広げ、葉を茂らせ、花を咲かせ、実を実らせるように、
 人間の成長にも順番がある。
 昔から、習い事は6歳の6ヶ月からと言うが、
 それは、6歳から花を咲かせることではない。

 6歳は、根を伸ばし、葉を茂らせる時期。

 小学校1年生は、作文を書いても2、3行、読書も大きい字の本をやっと読むぐらいです。

 しかし、ここで、上手な作文を書かせようとしたり、読書だけでなく国語の問題をやらせようとしたりするのは、1年生の子に花を咲かせることを要求しているようなものです。

 この時期に大事なことは、毎日することを決めることと、できたところまでで褒めることと、何をやっても楽しく済ませることです。そのためには、長時間勉強させないことも大事です。
 かといって、全く勉強させないというのではありません。
 単純に続けられることを毎日欠かさずやる習慣をつけておくことです。

 毎日ということで、いちばん簡単なのが読書です。

 そして、できるだけやっておきたいのが、同じ文章を繰り返し読む練習としての音読と暗唱。

 それから、親子の対話の習慣と簡単な作文。

 小学校1、2年生のころは、子供は大人の思いのままに動きます。
 だから、花を咲かせようと思えば、花を咲かせてしまいます(笑)。

 でも、中学生、高校生の後半になってぐんぐん伸びる子は、小学校低学年のときに根を伸ばしていた子なのです。


 ということで、今日のテーマは、根と葉と花と実。

1、根葉花実についてひとこと、
 又は、
2、「ね、は、み」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 4月から小学校1年生になる子は、いろいろな可能性を持っています。

 このころは、勉強をさせれば、みんな勉強ができるようになります。

 何でもできるようになるので、ついできるだけやらせようとしてしまいがちですが、ここで親の微妙な判断が必要になります。

 その微妙な判断の基準は、親がその子をよーーーーく見ることだと思います。


 1月、2月は、新しいことを始めたくなる季節です。
 この雰囲気がこれから春までずっと続いていくのでしょう。

 それでは、今日も新しい希望の根を広げながら、いい一日をお過ごしください。


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