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自分で作る時代の自学自習(facebook記事より)  2012年1月9日  No.1395
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 誰でもみんな、聞くよりも話す方が、
 教わるよりも教える方が、
 貰うよりも作る方が、
 好き。

 だから、静かに聞いていなさいというのは、もともと少し無理がある。

 そのかわり、自分でやりだしたことは、止めようとしても止まらない。

 子供たちが、勉強には全然熱中しないのに、遊びや部活に熱中するというのは、熱中というものが面白いかどうかよりも、自分の意思でやっているかどうかにかかっているからです。

 だから、毎日の勉強も、なるべく親や先生に教わるという要素を少なくして、自分のペースでやるものにしていくといいのです。

 つまり、お父さんもお母さんも先生も、なるべく子供に教えるという要素を少なくして、横から見守っているだけの時間を長くするようにした方がいいのです。

 江戸時代の寺子屋の教育法は、子供たちが自分で学ぶ教育法でした。

 しかし、明治時代に欧米から導入された教育法は、教える教育法でした。
 それは、明治時代が、欧米に追いつくことを目標にしていた時代だったからです。

 しかし、現代の日本は、もう誰かに追いつくよりも、自分で道を開いていかなければならない場所にいます。

 だから、これからも教育も、教わる教育から自分で学ぶ教育に大きく転換していく必要があるのです。


 ということで、今日のテーマは、自分で学ぶ。

1、自分で学ぶことについてひとこと、
 又は、
2、「じ、が、く」「じ、しゅ、う」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 身の回りだけを見ていると、世の中は昔と同じように進んでいるようですが、歴史の目で世界を見ると、道は大きな急カーブにさしかかっています。

 これまでの直線コースで必要なのは、馬力だけでしたが、これからは、カーブを曲がるハンドルさばきも必要になってきます。

 昔と違って、手本はもう欧米にはありません。ハンドルも、自分の手で動かしていく必要があるのです。(人の手で動かしたらよけい危ないし(笑))

 それでは、今日も軽やかなハンドルさばきでいい一日をお過ごしください。

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