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これからの日本と教育の課題  2013年2月27日  No.1755
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 今日のfacebook記事に、日本(と世界)がこれからだんだんよくなるということを書きました。
 その続きです。

 これから、新しく平和で豊かな社会が来たときに、今から準備しておく大事なことは教育です。
 これからの社会は、今までのように競争に勝つことを目的にした社会ではありません。

 すべての人が、自分の自由な個性を生かし、その個性で互いに価値ある物を与え合うような社会です。
 そのときに最も大事なものは、個性を創造性にまで高める努力と方法です。それが教育の中身になります。

 もちろん、それは従来の教育の土台の上に成立するものですから、これまでのような国数英理社音美家体の教科も必要です。
 しかし、ただ知識や技能を身につけてテストに受かるために勉強するのではなく、自分が新しい何かを創造するために勉強するというところが違ってきます。

 子供たちにこういう教育をするためには、大人も変わらなければなりません。
 子供は、親の後ろ姿を見て育ちます。
 大人もまた、創造的な人生を歩んでいく必要があります。

 しかし、この創造性というものが、人間の能力の中で最もとらえにくいものです。
 知識や技能であれば、結果はすぐに評価できます。
 創造性を育てる教育が、これからの教育の課題になると思います。

====27日のfacebook記事より====

 経済の危機はあるとしても、バブルだったところを切り捨てて、本当の実のある部分を皆で分け合えば、大した不足はありません。
 日本は、そのようにして危機を小規模に抑えることができるでしょう。

 自然の災害はあるとしても、被害のピークをうまく避ければ、やがて元の静かな大地に戻るから、そこで平和に暮らせます。
 日本の社会は、そういう対応ができるでしょう。

 そして、環境や資源や文化という、人間の本当の必要に基づいたものを中心に経済が営まれるようになるから、そこで新たに日本の出番が来ます。

 インターネットで新しい情報が広まり、多くの人の意識が進化するから、古い不要なものは次第に消え去り、新しい有用なものが自然に広がるでしょう。

 そういう時代に私たちは生きているのです。



 今日は、暖かい春の雨。
 これから昼には晴れるようです。

 毎朝やってくる鳥たちも、そろそろ春に向けて子育てのための巣作りを始めるのでしょう。

====引用ここまで====

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