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親子の対話が苦行のように……  2013年10月7日  No.1948
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 親子の対話は、子供が小1のころから始めれば、自然に生活の中にとけこみます。
 小学校高学年になってから改めて対話をしようと思っても、話がぎくしゃくしてなかなか進みません。

 ただし、子供が小学校1年生のころは、対話といっても子供から話すことはあまりありません。
 そこで、子供が話すだけでなく、お父さんも、お母さんも、週に1回それぞれ話すテーマを持ち寄って順番に話すようにします。
 子供が楽しく聞いてくれるように話の内容を工夫しているうちに、親も話が上手になってきます。

 話し方の工夫といっても、難しいことはありません。
 ときどきダジャレを言ったり、自分の失敗談を言ったりして、子供が笑える話にしていけばいいのです。

 子供が親と対話をしたがらないいちばんの原因は、楽しくないことと、すぐに注意されたり笑われたりすることです。
 親が言ってはいけない言葉は、「そんな話し方じゃ、わからない」です。

 話し方を注意された子は、もう話をしなくなります。
 どんなに要領を得ない話でも、「うん、うん」と聞いてあげ、そこから似た話をつなげていくのです。

 小1、小2で親子が対話をする習慣を作り、小3、小4でいつも褒めて楽しい対話になるようにしていると、小5、小6の難しい課題のときにも長文の似た例で、知的な対話ができるようになります。
 大事なことは、親もそれなりの心構えで対話に取り組むということです。

 しかし、対話の仕方で苦労するのは、最初のうちだけです。
 やがて、家族の話が弾むようになってきます。
 そうすると、家族のお喋りという遊びの中で、子供の語彙力、思考力、読解力、表現力が育っていくのです。

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