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中学生以上の生徒に必要な考える勉強  2015年10月26日  No.2448
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 中学生や高校生にテスト結果を聞いたとき、「大体できました」という生徒は、あまり成績がよくありません。「こことここを間違えたんです」という生徒は、大体成績がいいのです。
 「できた」という生徒はあまりできていなくて、「できなかった」という生徒はできているという逆転が起きるのは、テスト問題に対する姿勢が違うからです。

 テストというのは、勉強の結果ではなく、次の勉強の出発点です。
 テストが返されたとき、どういう傾向のテストで、自分がどう間違えたのかを知ることが、次の勉強の土台になります。
 受験用の過去問を、受験勉強を開始する前(大学入試なら高2の終わりか高3の始め)にやっておくというのも、こういう理由からです

 時間をかけているわりに成績が伸びない生徒は,テストを勉強の結果としてだけしか考えていません。
 だから、成績がたまたまよかったり悪かったりしても、それは、当たり外れのレベルの話になってしまうのです。

 定期テストの対策は、まず自分で作戦を立てることから始まります。
 前回のテスト結果を分析し、今回の勉強の方向を決め(つまり、教材と範囲と回数を決め)、スケジュールを考えてから勉強を始めるのです。

 ところが、こういう自分で立てた作戦を持たずに、ただ塾に行って、言われたことをやるという生徒が意外と多いのです。
 人間の得手不得手は、人それぞれに違います。みんなと同じ一律の勉強をしていたのでは、時間がかかるだけです。
 自分の勉強の作戦を立てられるのは、自分しかいないのだということをしっかり自覚することが大事なのです。

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