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「反復」と「感動」(その2)  2008年6月24日  No.259
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 受験のときに出た問題の内容は、何年かたったあとも覚えていることが多いものです。それは、その問題を解くときに、精神がいつもより集中していたためです。
 また、大人になって小学校時代の勉強を思い出すとき、先生や友達と楽しくやっていたころの学年の記憶はたくさんあるのに、楽しくなかった学年のころの記憶はあまりないということがあります。
 勉強の能率を高めるためには、勉強の質を高める必要があります。そのためには、勉強をするときの感情を活性化しておく必要があります。それが、勉強における感動の大切さということです。
 その勉強に感動をもたらすための方法はいくつかあります。
 第一は、楽しい雰囲気の中で勉強を行うことです。勉強をしたあとに褒められると、その勉強の内容も定着します。
 第二は、目標をもって勉強を行うことです。目標には、将来の大きな目標ももちろんありますが、それよりも、もっと身近な目標をうまく生かすことです。例えば、制限時間内に行うことは、勉強に取り組む気持ちを活性化します。
 長い時間をかけているわりには成績が上がらないという子がいます。それは、長い時間をかけているために逆に集中度が低下しているということもあるのです。
 小学校低中学年のころは、制限時間で勉強をするよりも、ページ数などで目標を決めて、早く終わればあとは遊べるというふうにしておいた方が集中力が高まります。よくないやり方は、子供ががんばって早く終えたときに、「時間があるから、もう一題」と追加してしまうことです。こういうことをしてしまうと、子供はだらだら勉強する癖を身につけてしまいます。
 「よく学びよく遊べ」というのは、勉強の密度を高めるためにも大切な考え方なのです。

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