創造と発表の新しい学力
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見えるのは結果だが、身につくのは過程  2017年9月11日  No.3033
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 算数数学の勉強で、答えが出れば結果が出たことになります。
 しかし、その勉強で本当に大事なことは算数数学的な考え方が身につくことです。
 物事を見たときに、理詰めで考えれば正しい答えが出るということに対する確信が湧いてくるのです。

 答えを出すだけであれば、短期間にできるようになります。
 しかし、考え方が身につくようになるまでには長い時間がかかります。

 作文も同じです。
 文章として書かれたものは結果で、それはそれなりによく書けたり書けなかったりします。
 しかし、その結果とは別に、作文を書く過程で作文を書く力が育っているのです。

 長い時間をかけて作文の勉強をしてきた生徒は、何を書いてよいいか分からないときでも、一応何かしらは書けるという確信を持っています。
 こういう確信を持てるようになることが、作文の勉強が身につくことなのです。

 暗唱も似ています。
 ある文章を暗唱できるということは結果です。
 しかし、本当にできるようになるとは、その文章がいつでもどんなときでも、ふと頭の中に浮かんでくるようになることです。
 そして、その暗唱の練習の中で、どんな文章でも繰り返せば暗唱できると言う確信が持てるようになるのです。


◆小学1年生から高校3年生・社会人まで作文の一貫指導◆

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
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作文教育(134) 

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森川林 20170911 1 
 勉強でも習い事でも、できるようになればいいのではなく、できることに対する確信が持てるようになることが大切です。
 作文の勉強を長い間してきた子は、どんな書きにくいテーマが与えられても、迷わずに書き出します。
 何とかなるはずだという確信があるからだと思います。


nane 20170911 1 
 作文を書くことにまだ自信が持てないうちは、教えられたとおりに書こうとします。
 しかし、作文を書くことに自信が持てるようになると、教えられたこととは意地でも違うことを書こうとするようになります(笑)。
 こういう力をつけることが、作文教育の目的になると思います。

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