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作文の勉強は、中学生から新しい段階の意見文になる。中学、高校の学校の勉強で作文がなくなるのは、単に学校の先生が教えられないから。作文力は、大学入試だけでなく社会人になってからも重要  2024年2月22日  No.4990
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光る花

 小学生までの作文の勉強は、事実文と説明文が中心でした。
 事実文とは、「○○したこと」のような題名の作文です。
 説明文とは、「私の○○」のような題名の作文です。

 小学5年生からの説明文には、「友達とは」とか、「読書とは」とか、又は入試問題では「多様性とは」というような抽象的な主題がはいります。
 この抽象的なテーマを、実例を通して書くことが小学校高学年までの課題です。

 中学生は、その先の意見文の勉強になります。
 意見文とは、「○○は良いか悪いか」のような題名の作文です。
 ここで、自分の意見の裏付けとなる、理由や方法や自分とは別の意見のことを考えて書いていくのです。

 この抽象的な考え方にすぐにはついていけない子は多いです。
 しかし、練習を重ねるにつれて、だんだんと抽象的に考える力がついてきます。

 作文の勉強とは、単に文章を書く勉強ではありません。
 作文の本質は、考える勉強です。

 だから、中学生からが本当の作文の勉強になると言ってもいいのです。

 ところが、中学でも、高校でも、作文の勉強というものはほとんどなくなります。
 それは、なぜかというと、作文の重要性はわかっていても、学校の先生に教える力がないからです。

 小学校高学年の生徒のみなさんは、中学生からが本当の作文の勉強だと考えていくといいと思います。

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作文の勉強は、中学生から新しい段階の意見文になる。中学、高校の学校の勉強で作文がなくなるのは、単に学校の先生が教えられないから。作文力は、大学入試だけでなく社会人になってからも重要 森川林 20240222 に対するコメント

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