https://www.youtube.com/watch?v=urA6rf7C-fo
●OCRから音声入力への転換
Nottaを使った作文のテキスト化で、作文を書く時間を短縮しましょう。
言葉の森では以前、オシロンというOCRサイトを作って、手書きの作文もテキスト化できるようにしていました。
しかし、最初はかなり性能が良かったのですが、使っているうちにAIがくたびれたのかどうか分かりませんが、性能が落ちてきました。
また、もともとGoogleやOpenAIのOCR用のAPIは英語向けに作られているため、縦書きの文字が読みにくいなどの問題がありました。
さらに、手書きの文字は人によってかなり個性があるので、AIが発達してもOCRで正確に読むことは難しいと思いました。
もちろん、上手な字を書いている子の場合はほぼ正確に読み取れますが、字が上手ではない子もかなりいます。
そこで、OCRではなく、音声入力を使ったテキスト化の方法を試みてみました。
音声入力の今の水準はかなり高く、人が話したことをほぼ正確に読み取ります。
中でもNottaは日本語にも十分対応していて、多少の読み違いがあっても自然な文章に直してくれます。
そこで、テキスト化はNottaを使って行うという方法を考えました。
●作文入力にかかる時間の比較
ちなみに、1200字の作文を書く場合、いろいろな入力方法にかかる時間は、
・手書き40分
・フリック入力30分
・キーボード入力15分
・音声入力5分
ぐらいだと思います。
Nottaは無料版で1回3分までの音声をテキスト化できます。
人間が原稿を読むスピードは400字1分程度ですから、3分あれば1200字の文章は読み切れます。
早口で話せば2000字ぐらいまでは正しく読み取るだろうと思います。
無料版では月に300分まで利用できるということなので、毎週の作文の音声入力には困ることはありません。
では、これをどのように使ったらいいかということです。
●低学年の子供の活用法
まず、小学校低学年で手書きで作文を書いている子供たちの場合です。
これまでは、お母さんやお父さんが子供の書いた手書きの作文をキーボード入力してテキスト化していたと思います。
Nottaを使う場合、低学年の子供が自分で書いた手書きの作文をNottaに向かって音声で読み上げます。
すると、手書きの作文がそのままテキスト化された作文になります。
あとは段落や改行などを追加すればいいだけです。
子供でもできるというところが一番の強みです。
ひらがなも自動的に通常の漢字かな交じり文にするので、森リンにかける場合も正しく採点されます。
●高学年の生徒の活用法
高学年の生徒の場合も、手書きで書く練習をしている人は、手書きの作文を書き上げた後に3分以内で音声入力をすれば、手書きの作文とテキスト化した作文の両方が出来上がります。
その両方を一緒に送ればいいのです。
●音声入力で作文を書く方法
さて、普段からテキスト入力をしている人の場合は、次のような活用の仕方ができます。
まず、手書きで構成メモを書きます。
長文を読み、自分が書く内容を考え、それを手書きでメモにするだけですから、早ければ15分ぐらいでメモが出来上がります。
その後、そのメモを見ながら口頭で作文を音声入力するのです。
普通、1200字の作文をキーボード入力で書く場合、考えながら書くので1時間半ぐらいかかるのが普通です。
しかし、自分のメモを元に音声入力で作文を書けば、手直しの時間も含めて10分もあれば十分にテキスト化した作文が書き上がります。
学校のテスト勉強などで忙しい時も、この方法であれば作文を書くことができます。
また、たとえ作文を書かなくても、長文を読み、構成を考え、メモを書くだけであれば、忙しい時でも準備をすることができます。
●AIと組み合わせてさらに便利に
ところで、Nottaは数字を漢数字にしてしまうことがあるようです。
それを半角の算用数字に自然に変換したい場合は、テキスト化した作文をAIに編集してもらえばいいのです。
小学校高学年、中学生、高校生でテキスト化している皆さんは、ぜひこの方法を試してみてください。