https://youtu.be/X3TWMnCQWdI
◆◆学力の三つの土台
学力は読解力と語彙力でほぼ決まるというタイトルの記事がありました。
「学力は“語彙力と読解力”でほぼ決まる?」東大受験で痛感した“伸びる子・伸びない子”の残酷な国語力格差
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d5e756123bc09bf2895255290b4a0c5ba5141b
これは、私が普段接している子供たちの実態とも合っています。
しかし、もうひとつ付け加えるならば、学力は、読解力と語彙力と数理的な力を土台としていると言えると思います。
数理的な力とは、計算力をはじめとする、物事を数理的に考える力です。
これによって、数学が少なくとも苦手にならない、できれば数学が得意になる力をつけておくことが学力のひとつの要素になります。
しかし、本当に大事なのは読解力と語彙力の方で、数理力は3番目の学力の土台と言っていいと思います。
◆◆読解力は読書によって育つ
さて、読解力を育てるのは読書です。
国語の問題集を解くことではありません。
しかし、その読書は、ただ本を読んでいればいいというのではありません。
最初は、多読が大事です。
次に、熱中する読書が大事です。
そして、もっと大事なのは、中学生や高校生になったときに、難しい本を熱中して読む力をつけておくことです。
読書は最初は量が必要ですが、最後は質が必要になるのです。
◆◆語彙力は親子の対話の中で育つ
では、語彙力はどう身につけるかというと、ことわざ辞典や漢字の問題集で身につけるのではありません。
親子の知的な対話の中で身につけるのです。
親子の知的な対話の機会を作るのに最もよい方法は、作文の勉強をすることです。
毎週書く作文や感想文のテーマに合わせて、お父さんやお母さんが似た話をしたり、自分の考えていることを話したりするのです。
それは、勉強のように話すのではありません。
親子の楽しい雑談として話していくのです。
家族で食事をするときは、みんなでテレビを見ながら食事をするのではなく、親子で楽しく話をしながら食事をするというのが理想です。
◆◆「解ける学力」から「使える学力」へ
さて、読解力、語彙力、数理力が大事だと書きましたが、さらにその先の話があります。
それは、読解力を、読み取るための読解力ではなく、使うための読解力にしていくことです。
それが作文力です。
読解力の先にあるのは、作文力だと考えておくことです。
語彙力も同様です。
その語彙を知っているという意味の語彙力ではなく、その語彙を自分の日常的な考えに使える語彙力としておくことです。
知っている語彙力から使える語彙力にしていくのです。
それはやはり、親子の対話や雑談の中で、自分の話をする習慣によって育ちます。
◆◆数理力を生かすプログラミング
数理力については、数学の問題を解けるというレベルより先に、自分でその数理的な考えを生かせるということが必要です。
その分野に最も近いのが、プログラミングです。
プログラミングで自分の作りたいものを考えて作ろうとするときに、必然的に計算や図形を処理する考え方が必要になってくることがあるのです。
◆◆ペーパーテストの学力を超えて
現在の学校での勉強では、学力は、ペーパーテストで測られるものに限られています。
しかし、本当に大事なものは、自分が日常生活や仕事の中で使える学力なのです。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007