中1の保護者の方から、「作文を書くときの時間がかなりかかっているが」というご意見をいただきました。
以下は、そのご意見に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。
作文を書く時間は、中高生以上になると、一般にかなりかかります。社会人になると、毎回3時間ぐらいになる人もかなりいます。
それだけよく考えているからだとも言えますが、やはり書くことにまだ慣れていないために時間がかかるというのがいちばんの原因です。
中高生は、1200字に1時間半ぐらいかかるのが普通です。
しかし、試験などのことを考えると、1200字60分以内を目標に書く力をつけておくといいと思います。
早く書くコツは、
1、早く書くことが大事なのだと自覚し、そう心がける(作文は、納得いくまで時間をかけてじっくり書くのがいいのだと考える人が多い)
2、1200字の作文を、長くても90分以内、できるだけ60分以内で書くことを目標にする(題名を書いてから全文を書き終わるまでの時間。メモなどの時間はいれずに)
3、消しゴムを極力使わない、パソコンの場合もできるだけ書き直さない、書いている途中で考えたり読み返したり調べたりしない(考えたり読み返したりするのは、最後の仕上げの段階で)
4、構成図で、最初に全体を考える。作文を書いている間に書くことに詰まったら、構成図に戻って書き続ける
すぐにはできないと思いますが、取り組む気持ち次第でかなり時間は違ってきます。
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