- ● ●お知らせ●
すずめ
2013年04月05日 14時07分50秒
419
予習室をご覧いただいている皆様、ありがとうございます。
4年生以上の毎週の予習室は、3月3週をもってすべて出そろいました。
3年生に関しては、9月まで新規に投稿いたします。
4.1週からごらんいただく場合は、お手数ですが、
●学年、週などを入力して検索する。
●上の青字のリンクからfacebookにとぶ。
(こちらは当該の週が一番上に来ています。)
という方法でお願いします。
いずれ、見やすく再編成する予定です。
- ● 小3 サツキの山 4.1週 「何かをきれいにしたこと」
すずめ
2013年04月01日 15時08分52秒
418
3年生になった生徒さんは、「じゆうなだいめい」から「題名課題・感想文」になり、毎週決まったテーマで作文を書くことになります。
「ずっと自由がいい」という生徒さん、「題名が決まっているほうが書きやすい」という生徒さん。毎年わかれるところですが、「どんなテーマでも、ぴったりな実例(似た話)をみつけてきて、そこからうまく自分の意見・感想を導き出す」力をつけていきましょう。
作文の中核をなすのは、「似た話」です。テーマに合った似た話をお子さんと探してみましょう。雑談風に楽しく対話してください。
○「自分の過去の体験」……前の話
○おうちの方や友だちに取材した「他の人の体験」……聞いた話
○(科学読み物の感想文などで)百科事典やネットで……調べた話
(○(感想文で)もし~だったら ……想像した話)
その中で自分の話一つと、聞いた話一つ、くらいの目安で作文に入れます。
その時、「あまりぴったりじゃないかもしれないけれど」「課題とは、○○という言葉しかあっていない」ということでもかまいません。毎週書いていくうちに、対話のコツ、話を提供するコツもわかってくると思います。
さて今週は、「何かをきれいにしたこと」。春休みという、学年の節目は一年に一度です。前の学年で使ったものや、ノート・テストなど、しまったり、捨てたりする必要のあるものがたくさん出ますね。あーあ、片付けなくっちゃ。
また、転勤の季節でもあるので、お引越しをなさるおうちもあるでしょう。それに伴う荷物の整理、部屋の片づけ、清掃。子どもにはこれはちょっとワクワクかもしれません。
その他、この時期に限らず日常的な掃除・片付けの話でもOK. さらに「(誰かの? 自分の?)心をきれいにした」などという話もすばらしいですね。
実例1
母「そうねえ。一番印象に残っているのは、小6の春休みね。めったに部屋の片づけなんか自分でしなかったのに、この時はがんばってやったわ。」
子「へえ、そうなの。中学生になるから?」
母「そうよ。制服とか英語の勉強とか、部活とか、楽しみでね。ちょっと大人になるような気分で、子どもっぽいキャラターの文房具や、身の回りのものを片付けたくなったのよね。」
子「ふうん。全部捨てちゃったの?」
母「ううん、妹にあげちゃったわ。」
実例2
父「きれいにしたこと……そういえば、先週会社の大掃除があったよ。」
子「わあ、それぴったり!」
父「ビルを移転するから、大変だったんだよ。」
子「パソコンとかコピー機とかたくさんあるんでしょ。」
父「そうなんだ。それに大きな書類棚とか書棚もあるしね。」
子「重そうだね。」
父「うん、でも、それを移動させたら、思いがけないものがみつかったり、探していたものがあったりして、みんな大笑いだったよ。」
子「楽しそう。今は、その部屋は空っぽなの?」
父「うん、何にもない。7年前にここに来た時のことを思い出すなあってみんなで話したよ。その頃はね……」
子「それって、ぼくがまだ赤ちゃんの頃だ!」
こんな調子で、何も特別な話でなくてよいのです。子どもは、大人の「子ども時代の話」に興味津々です。それもどちらかといえば、「お父さんはこんなに優秀だったんだぞ」という話よりも、「実は、お父さんにもこんな失敗が……。」という話のほうが人気があります。中には、「話はしたけれど、これは作文には書かないで!」というくらいのネタもあるようです。
毎週、こんな調子で対話をしていくと……。思春期の難しい時期にも、「まったく親とは口も利かない」状態は避けられるかもしれませんし、時事問題について、熱い討論をするようになることも夢ではありません。何より、対話によって親子の結びつきが強いものになるのは明白です。
さあ、お宅でも、今週から対話を始めてみましょう!
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=sa&tuki=04&syuu=1
- ● 小6 ヘチマの山 3.3週 「私が市場へ行く道は(感)」
すずめ
2013年03月14日 17時34分34秒
412
この話題は住んでおられる地域で、経験に開きがあるかと思われますが。
例えば都心でも、ちょっとした路地に入り込むとわずかに土の道が残っていてほっとすることなどがあるでしょう。
... もちろん、対話の際は、道の話に限らず、「自然にあるもの」「人工的に作られたもの」について、対比させたり、それぞれのよいところ、よくないところをあげたり、と話を広げていくことができます。
例としては、土の道で転んだ場合とアスファルト上で転んだ場合を比べたり、自然の花と精巧な造花を比べてみたり……。
「でも、人工的に作られた◎◎の方が便利だよね。」
「△△なしでは、いまや生活できないね。」
というアプローチももちろんOKです。
おうちの方の子ども時代の様子を具体的に話してあげるのが一番効果的かな。
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=he&tuki=03&syuu=3
- ● 小5 ネコヤナギの山 3.3週 「月ができた原因に(感)」
すずめ
2013年03月14日 17時27分25秒
411
天体オタク(!?)のお父さん、出番です!
そうでなくても、宇宙には果てしないロマンを感じる方は多いことでしょう。そういう意味からもとても興味深い長文です。
... さて、体験実例としては、「科学は決して完成したものではなく、これからも新しい考えが出て古い考えが否定されることがある。」という点から、
「(科学に限らず)のお母さんたちが習った頃は、日本で最も古いお金は昔は『和同開珎』と習ったけれど、、その後『富本銭(ふほんせん)』が発見されて、そっちが一番古いということになったんだって。」
「太陽系の水・金・地・火・木・土・天・海・冥のうち、冥王星が惑星からただの小惑星に格下げされるなんていう話題もあったでしょ。これからは、……ドッ、テン、カイで終わりなんだね。」
などなど。定説、常識と思われていたことにとらわれてばかりいると、現実からおいてけぼりを食いそうですね!
いずれにしても、ふだんからさまざまな分野のニュースに注意を払って、親子で話題にしているとよいでしょう。
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=ne&tuki=03&syuu=3
- ● 小4 テイカカズラ 3.2週 「給食」
すずめ
2013年03月08日 14時58分15秒
405
食に関する課題は、話しやすく、豊富に実例も出ると思います。
給食は、子どもたちにとっては休み時間の次くらいに楽しみなものでしょう。かつての小学生だったお父さん、お母さんもかなりいろいろ記憶があるのではないでしょうか。
...
当時の人気メニューや好きだった献立、反対にあまりおかわりが出なかったものなど、楽しく話せそうですね。具体的にどんどん料理の名前があがりそう。
もし、おじいちゃんやおばあちゃんのお話も聞けたら、3世代にわたる壮大な「給食物語」が!
さらに、作ってくれる管理栄養士さんや給食員さんへの感謝や交流にまで話が及べば完璧です!
<<授業の渚>>Billyと給食について語ろう!
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=te&tuki=03&syuu=2
- ● 小3 セリ 3.2週 「春をみつけた」
すずめ
2013年03月08日 14時41分13秒
404
春をみつけるというと、大人はついつい頭で考えがちです。「もう立春を過ぎた」とか「4月半ばの陽気だって」というように。
子どもはもっと感覚的です。「ちょっと遊んだだけで汗かいちゃった」「お空が明るいなあ。」
親子で自分のみつけた春について、いろいろ出し合いましょう。
旬の食べ物、木や花の様子、生き物の動き、空の色、水の温度、街行く人の服装など、さまざまな観点で春をみつけることができますね。他の季節に比べて、心待ちにしているせいか、多くの特徴が見つかる気がします。
それから、忘れてはならないのが「花粉症」。最近は低年齢化も指摘されています。これはあまりうれしくない春ですが、ネタがたくさんありそうですね。
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=se&tuki=03&syuu=2
- ● 小3 セリの山 3.1週 「わたしが生まれたとき」
すずめ
2013年03月01日 15時35分19秒
396
3.1週は進級試験です。今回の課題は●わたしがうまれたとき。
自分が生まれたときのことを覚えている子は、そういないと思います(^^;)
そこで、今回は、お父さんお母さんなど周りの人たちの対話が欠かせません。
おじいちゃんおばあちゃんに電話をして聞いてみるのもいいですね。
...
家族みんなが誕生を待ちわびていたことや、どんなに喜んだかを伝えてあげましょう!!
毎回指導する側も、ちょっとした感動を味わえるこの課題。涙あり笑いあり、どのおうちにも微笑ましいエピソードがあります。わたしたち親子だからこそ、こんなエピソードなんだね! そう納得できるような、ステキなお話をしてあげてくださいね。
進級試験なので、すべての項目を入れ、目標字数の600字をクリアできるようにしましょう。
●題名の工夫
●前の話聞いた話
●たとえ/いろいろな言った
●自分だけが思ったこと
この四つですね。
この課題が、小さな命がやってきたあの感動の日を改めて思い出す機会になると嬉しいです。
<<授業の渚>>3.1週は進級試験です。今回の課題は●わたしがうまれたとき。
自分が生まれたときのことを覚えている子は、そういないと思います(^^;)
そこで、今回は、お父さんお母さんなど周りの人たちの対話が欠かせません。
おじいちゃんおばあちゃんに電話をして聞いてみるのもいいですね。
...
家族みんなが誕生を待ちわびていたことや、どんなに喜んだかを伝えてあげましょう!!
毎回指導する側も、ちょっとした感動を味わえるこの課題。涙あり笑いあり、どのおうちにも微笑ましいエピソードがあります。わたしたち親子だからこそ、こんなエピソードなんだね! そう納得できるような、ステキなお話をしてあげてくださいね。
進級試験なので、すべての項目を入れ、目標字数の600字をクリアできるようにしましょう。
●題名の工夫
●前の話聞いた話
●たとえ/いろいろな言った
●自分だけが思ったこと
この四つですね。
この課題が、小さな命がやってきたあの感動の日を改めて思い出す機会になると嬉しいです。
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=se&tuki=03&syuu=1
- ● 小6 ヘチマの山 3,1週 「がんばったこと」
すずめ
2013年02月28日 17時43分17秒
395
いよいよ今年度最後の進級テスト。テーマは、「がんばったこと」です。
小学校6年間のがんばった思い出もたくさんあるでしょうし、最近になってがんばり始めたことでもOKです。
... 字数の目標は1200字と多目ですので、会話をふんだんに取り入れ、できごとを詳しく書くとよいでしょう。書き出しの結びなどの項目のチェックもお忘れなく。
おうちの方からのがんばった話はきっととても励みになると思うので、力を入れて話してあげましょう。
ちょっとレベルの高い学校に必死に勉強して合格した話。
夏休みも日曜もなく、部活に勤しんで県大会で優勝した話。
もちろんもっと日常的ながんばった話でも十分です。
お母さんならではのがんばった話は、出産の時の話などはどうでしょう。
がんばったことをいっしょに思い出しているうちに、またがんばるぞーという気持ちになれそうですね。
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=he&tuki=03&syuu=1
- ● 小4 テイカカズラ 3.1週 「初めてできたこと」
すずめ
2013年02月28日 17時28分58秒
393
今年度最後の進級テストです。800字を目標にがんばりましょう。
まだ、9、10年しか生きていない4年生には、「初めてできたこと」がたくさんあると思います。大人から見るとできてあたりまえのことも、初めてできた瞬間の喜びは一生覚えているかもしれませんね。
...
おうちの方からも、「初めて自転車に乗れた」「25メートル泳げた」というような今まさに子どもたちが挑戦していることを話してあげるのが最も書きやすいでしょう。「僕のほうがお父さんより2ヶ月と3日、早くできるようになったぞ!」などと競うのも一興。
または、大人ならではの「初めて」もなかなか興味深いかもしれません。人間いくつになっても、挑戦だ! ということを学ぶチャンスとなるでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんが、誕生日に初めてパソコンでメールを送ってくれたなどという話もぴったりですね。
<<授業の渚>>
http://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=te&tuki=03&syuu=1
- ● 小5 ネコヤナギ 2.3週 「島に住む大陸と動物」(感想文)
いと
2013年02月16日 09時53分51秒
392
第3週も感想文の課題です。
かなり難しい文章で、難しい内容が書かれていますね。
しかし、こうした文章を読み慣れておくことが、今後高学年~中学生以降の勉強では重要になってきます。
その練習のつもりで、気合いを入れて向き合ってみましょう!
難しい文章の理解のコツは、繰り返し読むこと。
それも、なるべく声に出して「音読」をすることです。
じっと黙読していても、案外頭は正直に、分からない部分をスッと読み飛ばしたりしてしまうもの。(笑)
それならば、たとえ意味の分からない言葉があったとしても、とにかく全体を通して音読した方が内容が頭に入るのです。
「難しい文章が読めない」と悩んでいる人は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
さて、今回の長文のテーマは「島の法則」。
狭い島では、体の大きい動物が小さく、小さい動物が大きくなる……つまり、「格差が少なくなる」という法則のことです。
文の後半には、生き物のサイズだけでなく、人間の能力や思想のスケールにもそれが当てはまるのではないか……ということが書かれていましたね。
“似た話”の書き方には、色々なパターンが考えられます。
ごく身近なところでは、「すごく大きな動物や、小さい動物を見た」ということ。
水族館ではジンベエザメなど、とても巨大な魚が見られますね。一方、「手乗り馬」などと呼ばれるほど小さな馬が、牧場にはいたりします。
他にも飼っていた金魚や亀が、思っていたよりずっと大きく育った……というような経験はありませんか? そういった、動物の話は書きやすいはずです。
あるいは、後半の「人間社会における島の法則」に注目して書いてもいいでしょう。
たとえばオリンピックを見ると、世界新記録を出して金メダルを獲得するような、非常に能力の高い人が続々と登場します。
しかし逆に、水泳の代表だというのに全然泳ぎが上手ではなく、むしろ規定の100メートルを泳ぎきるのがやっとだった……という選手もいたのです。
(エリック・ムサンバニ(赤道ギニア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8B)
「狭い範囲では一番」でも、「広い範囲で比較すると普通だったり、下の方」ということがあるのが、人間社会での「島の法則」と言えるかもしれませんね。
そうした「とんでもなく高い能力の人を見た、知っている」ということで書いていくのもOKです。
思想や研究、知的な発見のすごさに関しては、これまでに読んだ「偉人の伝記」から例を持ってくるのもいいですね。
★項目は
構成【要約】
題材【前の話聞いた話】
表現【たとえ/ことわざの引用】
主題【わかったこと】
の四つです!