国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   少年のころの桜は   あちは

 少年のころの桜はもっと長く咲いていた感じだが・・・・・・と春ごとに同じ思いをくり返してきたが、今年の桜は久しぶりに長かった。からまつのこまやかな葉が、同じように自分の重みだけで枝を離れ、金色の光をひるがえしながら、音もなく地表に降り積むのだあった。私のまだ知らないところに、あの美しさ表わす言葉があるかもしれない。
 私は、五年の球技大会の時、サッカーで、一点いれられたときは、言葉でいいあらわせられないくらいうれしくて、家に帰ってすぐにお母さんにいおうとしたが、うまくせつめいができなかった。もう一点入れるぞと思っていたけどそのあとは、一点もいれられなかった。(笑)
 人間は、ことばでいいあらわせられないことが、あるのだなと思った。いろいろな表現があるが、「帯に短し、たすきに長し」ということわざのように、そのことに、ぴったりあうことばをさがすながむずかしい。

   講評   jun

      
 言葉がすべての物事を的確に表せるとは限りません。「こういう気持ちをどう表現したらよいのだろう。」と、言葉を失ってしまうことってありますよね。博美ちゃんは、サッカーの試合で初めて得点を決めたときの喜びの気持ちを言葉にすることができなかったのね。確かに、こんなときは言葉以外の身ぶりなどの方が気持ちを正直に表すことができるでしょう。お母さんは、きっと博美ちゃんの表情からそのうれしい気持ちを読み取ってくださったと思いますよ。
 最後にまとめてくれたように、言葉による表現には限界があるようです。でも、どんな言葉を使えばうまく表現できるかを考えることは楽しいよね。ことわざを引用しながらしめくくることができたね。

■字数を延ばすためには、ユニークな擬音語、擬態語などの話や、博美ちゃんだったら、サクラの花びらが落ちていくようすをどんなふうに表現するかなど、もう少し話をふくらませてみましょう。

        

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