創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
たいせつ すふ
言うまでもなく、赤ん坊は決して本能によって言葉をしゃべるのではなく、学習して覚えていくのであり、置かれた状況しだいで、世界中のどの言語でも覚えてしまうのである。猫や犬もものを学ぶという優れた能力をもった動物ではあるが、彼らは、生涯の早い時期に学ぶことをやめてしまっているように思われる。人間が味わう充足感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれるのではなかろうか。すると、野原一面に咲き乱れる花の中から、その花を探す楽しみが生まれ、見つける喜びが生まれる。もっと多くの花の名前を知れば、探す楽しみや見つける喜びは増大することになる。
僕も、学習は、大切だと思う。その理由は、2つある。
第一の理由は、学習をした方が、お買い物に行けることだ。僕は、計算=算数が、できる前(小学校前)は、計算ができないのでお金の計算ができなかったからだ。今では、計算が、できるためお買物をたくさんたのまれる。(涙)
第二の理由は、学習をしておいた方が、将来に役立つからだ。幼稚園生の時かんじが読めなかったため新聞やゲームができなかった。さらにマンガも読めなかった。まさに、じこくだ!!!!しかし今は、だいたいは、読めるので好きなゲームやマンガ、などがスラスラよめて成長を感じる。
僕が通っている中学校の先生で、勉強というかんじが嫌いな先生が、いる。最初は、勉強しないのかなー。と思っていたら。力という感じが、あるということは、力で押しつけるという意味だから嫌いといっていた。
遊びも大切だが、学習というのは、いろんな意味で役に立つ。
講評 jun
今回はテストということで力が入っていたね。先生がいちばん心配したのは字数でしたが、その字数も余裕で600字を突破することができました。よくがんばったね。
今学期からの新しい構成にもずいぶん慣れてきたみたいだね。要約の後は、自分の意見を書き、その理由を二つ挙げることができました。それぞれに体験実例を入れることによって、説得力のある理由になったよ。
第一の理由は、「学習をした方が買い物に行かれるから」となっていますが、ここは、買い物ということに限定しないで、「新しい能力が身につく」「生活しやすくなる」など、大きくまとめた言葉で書いてみましょう。(ウルフ君、これからもお買い物がんばってね!)
第二の理由は、しっかりと書くことができました。何かを学び続けるということは、成長し続けるということでもあるね。そんな成長を自覚できるとうれしいよね。
「勉強」という漢字の嫌いな先生の話はおもしろい。なるほど、力で押しつけられてする勉強ではなく、自ら進んでする勉強の方がいいものね。ここに、一言、ウルフ君の感想を書くことができると尚良かったよ。
結びは、短いながらも反対意見への理解を示した上で、書き出しの意見を貫き通すことができました。次回は名言の引用にも挑戦してみよう。
▲ 読点が多すぎます。普通、「が」の後には読点を打ちません。注意してね。
▲「最初は、勉強しないのかなー。と思っていたら。力という感じが、あるということは、力で押しつけるという意味だから嫌いといっていた。」→「最初は、勉強しないのかなあと思っていたら、力という漢字があるということは、力で押しつけるという意味だから嫌いだと言っていた。」
☆キーワードもすべて入って、進級テストは合格です。おめでとう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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