国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ピカピカ先生   さるっち

 「五年二組の担任は酒井先生です!」
これは五年生の時の思い出だ。僕のクラスの担任は酒井先生だ。最初に見た時は他の先生とは違い、いちばん怖そうな先生だった。けれど色々な授業をやっていると今までとは違い、いちばん優しいけれど怒るとやはり一番怖い先生だった。
 前の話だけれど、同じように怖い先生がいた。その先生は橘田先生だ。すごく優しくて僕が大好きだった先生だ。橘田先生とは一緒に遊んだりケンカししたりでとても楽しかった。けれど先生が他の学校の先生になるために僕の学校から他の学校へ行ってしまった時はとても悲しかった。
 今の先生はプール開きになるとすごく人気が出る。なぜかというと先生の頭はつるつるで光りが当るとまるで太陽のように光っているからだ。その他にも人気を出す事がある。先生がプールから頭を出すとみんなが、
「海坊主が現れた!」
と、大声で言う事も人気を出すきっかけだ。
 つい最近先生が頭をつるつるにしたわけを言った。社会で、出てくる「鑑真」や「行基」のこと知って「僧」になりたいと思ってそうしたらしい。僕も「僧」はすごいと思ったが僧になりたいとは思えなかった。
 もし僕が先生だったら人気があって面白い先生になりたいと思う。酒井先生とは違う怖いと思われない先生になってみたい。出来れば耳が不自由な子や目が不自由な子が通えるような学校を作ってその学校の先生になってみたいと思う。「初心忘るべからず」ということわざがある。このことわざの意味は最初に思った夢などを忘れずにそれに向かってがんばる事を意味すると僕は思う。
 人間は自分の意見を持って生きていくのが大事ということが分かった。

   講評   jun

 人気のある先生というのは、優しいときは優しく、おもしろいときはおもしろく、怒るときは恐いというようにめりはりのある先生であることが多いよね。酒井先生は、そういう先生だったのね。橘田先生も同じタイプだったみたいね。さるっち君は、この橘田先生が大好きだったのね。ケンカをしたこともあるとは、よほど仲がよかったのでしょう。この先生が他の学校へ行ってしまうときのさるっち君の悲しい気持ちはよくわかるよ。
 プール開きになると人気が出る先生の話には思わず笑ってしまいました。でも、この先生は、頭をつるつるにしているわけがあるのね。
 「もし僕が先生だったら」と、想像した話も書けたね。耳や目が不自由な子供たちが通えるような学校の先生になりたいとは、さるっち君らしい。ことわざも引用して、すばらしい結びになりました。相変わらずさえてるね。

▲「人気を出す事」→「人気を出すこと」
 「大声で言う事」→「大声で言うこと」
 「がんばる事」→「がんばること」
 このような場合の「こと」はひらがなで書くのが普通です。

☆字数もたっぷり。キーワードもすべて入って、進級テストは合格です。おめでとう!(^o^)/   

       



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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