低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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メディアと私 エガ
テレビの伝える映像は、作為によって出来た映像、作られた映像、虚偽の映像、真実とは反対の映像の場合はもちろん、戦場からナマで送られてくる映像のように、映像そのものは真実であっても、全体像から切り取られた映像、真実のうちの一部、真実の一面にすぎないことも多い。しかしたとえ一部であり一面であるにもせよ、テレビを通して、しかもリアルタイムで「現場」を見てしまうと、人間は何となく、納得してしまう、満足してしまうことになりやすい。
つまり、私たちが見ていない所で情報と違うことが行われているのである。嘘の情報が流れているという事だ。メディアがあればあるほど情報は氾濫してしまう。では、正しい情報だけを選ぶにはどうすれば良いか。
一つの方法として、いっそのことテレビというメディアを使わないようにしてみてはどうだろうか。私もテレビにだまされた経験がある。修学旅行で私は金閣寺(鹿苑寺)に行った。テレビなどの映像だと金に輝いていて、きれいだと思う。確かに行ったときはきれいだと思った。しかし裏側を見てみたらよく分からないものが金閣寺を支えているではないか。また、銀閣寺にも行ってみたがものすごく小さくぼろかった(爆)。出来るだけ自分の目で見てみる事によって物事の真実を見ることができるであろう。
もう一つの方法として第二にメディアの得意、不得意を知り、上手に使いこなすことが大切だ。それぞれのメディアには、違った性質を持っている。一番分かりやすい例が今まで説明したテレビだ。テレビにはその場にいるような、臨場感を備えていて、自分で見たような感覚があり情報を伝えやすい。しかし、その反面テレビに映ること意外のことを気にしなくなってしまった。
メディアというものは空気のような存在だ。あっても気にしていないが無くてはならない物である。しかし、そのメディアによって私達は支配されつつある。メディアの情報は他人が見たものに過ぎない。だから、なるべく自分の目で見て、またメディアで知った情報と照らし合わせ、それらの特徴を良く知り、正しい情報かと判断する。抗することによって、私たちとメディアは嘘をつけない関係になってくる。自分の行いによって支配されずに自分のモノにすることが出来る。このように私は生きていきたい。
講評 jun
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