創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分の考え   シュシュ

見テ 知リソ 知リテ ナ見ソ 我々は知るということを大切に考えているが物事を判断したり味わったりする時には知識が予備知識や固定観念が邪魔になる時があるということを教えている言葉だ。自分の感性を信じつつ、なお一般的な知識や他の人々の声に耳を傾ける余裕、このきわどいバランスの上に私たちの感性はなければいけない。  現代の世の中ではものをそのまま見るのではなく、その前にそれに関する知識をある程度取り入れてから見るということが多い。しかし、ものをそのまま見たほうが良いという場合もたくさんある。  一つ目の理由は自分の考えだけで見たほうがまわりにながされないで、自分の意見をしっかり持つことができるからだ。わたしは今年中学1年なので新しく部活を決める。そのときに、他の人やなかのいい友達が入るという部活に、自分はあまり興味がないのに入ってしまうという人が時々いる。そんなことでは部活を本当に楽しめない。それにもしその部活が全然自分に合わなかったら、ものすごく後悔するだろう。もちろん私は自分でしっかり選んだ部活に入った。  二つ目の理由は知識などにたよらないことによって自分が成長していくからだ。いつでも予備知識などにたよってその知識をとおしてしか物を見ることが出来なくなると、いつまでも自分は変わらない。少し恥をかいたりしてもじぶんだけの考えで物事を見たほうがそのときは嫌でも、あとでは絶対に得だと思う。  しかし、ちしきにもいいところはある。なにもなしでやるよりずっと能率よくできるからだ。知識やほかのひとのいけんを上手く利用することも大切だが、そればかりに頼ってはだめということをこの文は言っていると思う。「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言がある。名前や見かけや噂や聞いた話でなく、本当に大切なのは中身だということを教えられる言葉だ。私も知識をとりいれてから何かするのでなく自分だけの考えでなにかを見ることが出来たらいいと思う。

   講評   jun

 情報があふれる現代では、純粋な目で物事を見る機会も少なくなっているでしょう。でも、ユリさんが指摘してくれたように、知識を得る前にまずものを見た方が良いという場合も多くあります。
 一つ目の理由では、中学生ならではの実例を挙げることができました。このようなことは、よくありますよね。でも、ユリさんは、自分の意志でしっかり部活を選んだのですね。あたりまえのことですが、このあたりまえのことがなかなかできないのですよね(笑)。
 二つ目の理由は、知識ばかりを頼らずに自分なりの考えを磨きながら成長していくべきだということ。実例がないのが残念ですが、これも説得力のある理由です。
 結びは、反対意見への理解を示しながら名言を引用して、あくまでも自分の考え方を大切にしたいという意見でまとめることができました。字数もよくがんばりましたね。

☆ところで、ユリさんは何部に入ったの?
 
                    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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