低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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この文章は福沢諭吉のように… おこじょ
比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてきます。テレビで見たのですが、スポーツ評論家のSさんが、こんな話をしていました。「フォークボールの投げ方を教えるのに、球をこう握ってこうして投げるんよと、動作で見せるばかりでなく、カーテンのヒモを下へ引っ張るように—という例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる」驚きました。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の教え方だと思っていましたが、そこに比喩が大きな働きをするなんて。
比喩が最高に生かされる時、それは、あまりにも分かりにくい数字や風景を言われた時、比喩がないと分からないまま、または、創造が広がらないままに物事が終わってしまうからだと思う。例えば、
「今年度予算は10兆円になりました。」といわれても、---困るであろう。確かに、10兆円といえば、とてもすごい数だと思う。でも、どれだけすごい数かは、パッと来ないだろう。ひどい場合には、「今年度予算」という言葉も知らない人もいるだろう。そこで、10兆円とはどれだけすごい数かわからせるには、例えば、「石井琢郎が、40000年働いて稼げるお金」といえば、少しはイメージがわくであろう。石井琢郎の年俸が2億5千万だから、それで40000年働くので、とてもすごいお金だろう。ちなみに「今年度予算」を説明する時は、国が付けるおこずかい帳で「今年の予算」のところ——と説明すれば少しは分かりやすいだろう。(笑)
次に、数字での表現の悪いところとは、堅苦しく聞こえるのである。悪い例といえばNHKである。確かに真面目悪いところとは、堅苦しく聞こえるのである。悪い例といえばNHKである。確かに真面目でもいいのだが、やはり難く見える。日本テレビなどは、先ほどのように、立派な比喩を使って、分かりやすく説明しているとおもう。
確かに、そういう堅苦しさも必要だ。でも、ぼくはいつでも比喩を使った分かりやすい表現を重視して、発言する事をぼくは意識しているつもりだ。
講評 jun
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