国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   例え   ナズナ

 ところでいつだったか、これはテレビで見たのですが、スポーツ評論家のsさんが、こんな話をしていました。「フォークボールの投げ方を選手に教えるのに、球をこう握ってこうして投げるんだよと、動作で見せるばかりでなく、カーテンのヒモを下へ引っ張るように—という例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる」驚きました。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていましたが、そこに比喩が大きな働きをするなんて!
 私は比喩が活用されると相手の言っていることがわかりやすく伝わるので非常にいいとおもいます。私はお父さんに将棋を教えてもらう時、例えば「香車がまっすぐ進む」といわれました。確かに駒の進み方もルールもわかりましたが、具体的に言ってくれないとわかりません。逆に比喩を使って言ってくれるとよくわかります。文章を書く上で例というのは自分のいいたいことや物事の説明をわかりやすくするものなのです。つまり、(さっそっくここで例を使いますが)「落ちてきたら」の文章にもフォークボールのことを例としてわかりやすく説明しています。私もこのような例を使った文章は読みやすいので私もなるべく例をあげるようにしています。
 私は比喩が好きだからといって抽象がキライなわけではありませんが、数字など正確すぎるものをだされてもよくわかりません。例えば、「今日はハワイのように暑いね」といわれるとその暑さがよく伝わってきますが、「今日は四十度くらい暑い」といわれても「四十度ってどのくらい?」と思うだけです。(笑)だからあまり抽象的な言葉は好きではありません。比喩は物事がよくわかります。しかし、みんなが知っているものに例えなければわかりません。例えば、「今日はハワイのように暑いね」と言われても、ハワイという場所がどのくらい暑いのかわからなければわかりません。だから、みんながわかるような言葉を使えばわかりやすく伝えることが出来ると思います。
 「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるが、私生活の中でも例えは豊富に使われています。だから例えは日常に欠かせません。「すべて効くという薬は、何にもたいして効かない」という名言もあり、例えは必要である。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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