創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ひらめきと論理的 たぬき
「科学における発想と論理」という話になると、いつも昔やったハバチの研究のことを思い出す。日本にマツノキハバチが高山のハイマツ地帯にいる。そこで中央アルプスに
登り幼虫を捕まえてきて大学の研究室で飼育を始めた。飼育温度は常識的な25度にした。
ところが3,4日間で死んでしまった。実験は終わった。そして、その翌年また挑戦した。25度は少し高すぎたので16度にした。それでもうまくいかなかった。
最終的には暑い時寒い時とどちらの生活もすればハチは長生きすることが分かった。でもこの最終的な結果は前にやった実験の試行錯誤によって生まれたことである。
試行錯誤で問題が解けることなどは良くあることだ。試行錯誤で問題を解けば考える力もつくし解けるまでの過程もわかる。それに、一瞬のひらめきというものもある。パスツールなどの人達も一瞬のひらめきによって色々発明した。
論理的に筋道を立てて進むと最終的な結果しか分からない。この結果も大事だが、この結果の出る前の試行錯誤も大事だと思う。教科書などは最終的な結果しか載っていなくて残念だと思う。論理より直感、数値より実感だと思った。
「花咲かじいさん」の欲張りなおじいさんも最後の結果しかかんがえなっかったのでミスをおかした(笑い)のだと思う。
確かに、ひらめき、直感、論理的どれもだいじだが結果ばかり見ないで他の場所からいいろな視点で見ることが大事だと思う。
講評 jun
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