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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私とお母さんの子供のころって少し似てる   スマイリー

「へぇ、お母さんもピアノが得意だったなんて、初めて聞いた。一緒なんだね。嬉しいな。」
 お母さんがピアノを弾くことが得意だったということを聞いたのはこの前です。確かにお母さんはピアノが上手なのですぐに納得しました。私は、この事を聞いて一番びっくりしたことは、私とお母さんが得意なことが一緒ということです。私は、お母さんはピアノを小学6年生までしか習っていなかったらしいからです。でも、私は小学生の時の事を聞いていた事を思いだしました。
 私は、どうして親子そろって得意なことが一緒なのかな、思いました。それは、多分血のつながりがあるからだと思いました。そしてもう一つ、私に
「ピアノを習ったらいいのではない。」
と言ったのはお母さんだからです。
 私がお母さんに聞いてみると、お母さんは私と一緒でなめらかな曲が得意だったことが分かりました。お母さんは、音楽係になったこともあるそうです。みんなが歌を歌っている時に伴奏を弾くのが好きだったそうです。まるで同じような人みたいだな、と思いました。また、絵をかくのが苦手だったことが分かりました。一緒だな、と心の中で思いました。
 私は、私とお母さんが全く一緒だとは思いません。どうしてかと言うと、この世に同じ人間などいないからです。それに、個性が光っているからみんな素晴らしいのだと思うからです。
 私は、またお母さんが子供だったころのことについて、調べてみたいです。

   講評   jun

 これは早くも清書候補。すばらしい作品に仕上がったよ。
 スマイリーちゃんがピアノを習っていることは知っていましたが、お母さんもピアノが得意だとは知りませんでした。今度、発表会のとき、連弾をするって言っていたものね。親子で連弾なんてすてきですね。どんな曲を弾くのかなあ。
 それにしても、スマイリーちゃんとお母さんは、得意なことが同じなんてやはり親子ですね。そして、そのことをスマイリーちゃんが嬉しく思っているところがいいなあと思います。ピアノが得意ということもいっしょなら、得意な曲の感じまで同じなのですね。スマイリーさんが書いてくれたとおり、血のつながらいがあるからかもしれないね。
 スマイリーさんとお母さんが完全に一緒だというわけではないという意見を書いたところもすばらしいです。人間には一人一人、その人にしかないすばらしい個性があるものね。
 ところで、陽子ちゃんとお母さんは、苦手なことも一緒なのね(笑)。でも、二人ともそう思い込んでいるだけかもしれないですよ。

 


▲ 「この事」→「このこと」
 「聞いていた事」→「聞いていたこと」  ひらがなで書くのがふつうです。
▲「まるで同じような人みたい」→「まるで同じ人みたい」

                       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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