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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切な役割      一休さん

   
 一休さん 
 「それは決して死んだ花ではなく一生懸命生きて、いま実を結び始めた最もすばらしい時期を迎えているのではないか。花の色が一日にして変化するのだから、まして心を持っている人を見るとき、自分のわずかな秤で決めつけてしまうのなんて全く間違っていると思う。花の下にある葉の一つ一つを、さらにその下にある土の中の根の美しさを、花びらの中に描けるようになりたいと思っている。」
 僕はこの長文を読んで、一番感じたことは手も足も動かないのによくこの作者は、口で絵を描いている。何ということだ、すごく驚いた。まるで神業のようだとも思った。このように体が不自由な人では世界にはいっぱいいる。今にも死にそうな人や、金持ちに人、筋肉ムキムキの人もたくさんいる。同じように世界にはたくさんの虫がいる。カブトムシやクワガタ、そしてゴキブリやカやハエなどの普段嫌われている虫もいる。嫌われている虫も役割をもって生まれてきているのだ。例えば、ハエを食べる生物がいるとする。その生物を食べる生物2がいる。その生物2を食べる人間がいる。こう、考えるとハエが全滅してしまったら我々、人類も滅びてしまう可能性があるのだ。ハエはとても大切な役割もあったのである。カやゴキブリもこんな意味で大切な役割を持っているのである。
 僕がこの長文を読んで分かったことは、この世界に生まれてきた生き物について人類は考えなければならないと思う。この生物はどんな役割を持って生まれてきたかということを考えなければならないと思う。それぞれの生き物には大切な役割があったのであった。

   講評   nane

 忙しい中、よくがんばって来たね。
 最初は要約のつもりだったけど、説明を聞いているうちに感想もかなり考えられるようになったんだね。
 一休さん君(笑)の書いているように、健康な体で順調な毎日を送っていると、つい目先の役に立つものだけに目が行ってしまうことがある。虫で言えば、カブトムシやクワガタムシは役に立つけど、ハエやカやゴキブリは役に立たない、というふうにね。確かに、ハエやカやゴキブリは役に立たないけど(立つこともあるかもしれないなあ……。その例を考えてみよう)、地球全体の大きな目で見ると、やはり大きな役割を果たしているのだと思う。
 この長文の視点を、頭の片隅に入れておこう。国語の問題や社会の環境問題でよく出てくるテーマだからね。
 次回も、時間がないときは「要約+感想」で、時間があれば途中の似た例を入れて書いていこう。

もうすぐ夏休みだね。

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