創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   競争   いほや

 現在、アメリカを中心としてほとんどの国が資本主義である。よって現在の社会は競争で成り立って言えるだろう。しかし、あまりにも競争が激化してしまったために力のない者は敗れ去り、力のある者だけが勝ち残るようなことが見られる。このままでは「弱肉強食」、「優勝劣敗」といった図式がなりったてしまう理想とはかけはなれたは荒涼な社会「になってしまう恐れがあるのではないか。
 このようになってしまった原因として現在の社会体制が挙げられる。例えば、現在の教育現場ではテストでよい点数をとることが目的になってしまっているのではないか。教師の中にもテストで良い点数を者はいい子、悪い点数をとる者はダメな子と決め付けてしまう者も少なくはないようである。こういった「点数=人間の価値」体制は学校だけではなく社会各般でもみられる。これらのような競争社会を悪い方向に導くような社会体制は見直していくべきではないか。
 ではこれらの対策として、現在の社会体制を見直すことだけではなく人々が各々自分の好きな事ややりたい事を見つけそれらを生涯の仕事にするべきである。やはり強制的にやらされる、やりたくもない仕事をやると好きな仕事をやるのではずいぶん差があるのではないか。その仕事をしている者の気持ちとしても、競争するためにやっているのではなく好きだからやっているという感じになるであろう。私も別に勉強が嫌いなわけではないのだが、好きなゲームをしているときと勉強しているときとでは集中力が違うのがよくわかる。自分の好きなことをするのは仕事に対する能率にまで関係するのである。
 確かに、競争というものは社会に大きな恩恵をもたらしてきた。競争社会が成り立っていなければ今日の発展はなかったのではないだろうか。しかし、学校の教育現場でもみられように競争は社会全体で激化してしまっている。このままでは競争が相手を蹴落とし自分だけが生き残るものなってしまうだろう。そうならないためにも社会体制の見直しはもちろん、各々が競争意識を感じさせないめり込むことができるような仕事を見つけるべきである。そうすれば競争というものが自分の生き残りために相手を蹴落とすものではなく、お互いに刺激し合うことで自分達の能力を高め社会の発展にもつながるような働きも持つ本来の姿にもどるのではないか。

   講評   nane


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