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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   助け   たぬき

 ユージーンは東京と違って、街自体が大きくなく、生活のリズムがゆったりしている。見知らぬ人どうしでも道ですれ違うと「ハロー」と挨拶し、車椅子の人がバスにのってくれば当たり前のように待つ。ユージーンは、街の中に障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。障害者は自分一人の力で物事を成し遂げようとする。ユージーンの人々は障害者の人も特別扱いせず、障害者にとっても暮らしやすい街にした。
 確かに障害者を助けることは大事である。例えば、車椅子の人がいて段差で前に進めない。そういう時は助けてあげるべきだ。僕もこういう人をみつければたぶん手をさしのべると思う。
 どんな時でも障害者を助けていれば、障害者の成長のさまたげになってしまう。自分が成長したいから人の手を借りずがんばっているのにいつでも助けられていれば成長できない。自分一人でやりたいという障害者の願いの一番の理由は自分を対等に扱って欲しいということだ。障害者だからといって特別扱いされると寂しい気持ちになると思う。僕もこの状況に立たされたらとても寂しいと思う。自分だけ違うということはつらいことだ。
 手助けしてあげるのも、あまり手助けをしないのもどちらも大切だと思う。一番大事なのはどんな人も対等に見るということである。「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である」という名言があるが、外見的な手助けではなく一番大事なのは本当に手助けをしようとする気持ちである。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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