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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   昔と今の遊び   スヌーピー

人間は他の人間と自由にまじわることができる。あるいは、まじわる相手を自由にえらぶことができる。しかし、そのように自由な人間関係のなかで、親子関係だけは自由に選べない。
友達が「昨日、○○(テレビ)見た?めっちゃ面白かったよなぁ!」と言うと、話題がその話になる。テレビの話はかなり盛り上がる。私も楽しいと思う。けれども、私の家は「テレビを見るのは1日1時間」という決まりがある。そのため、見たくても見ることができないテレビ番組がいっぱいある。私が見ていないテレビの話題になると、「みんな見てんのになんでうちは見られへんの〜。」といつも思う。私の友達の家は、どこの家もそんな決まりはない。そのことで、よく、母と喧嘩になる。母が子どもの頃は、今のようにパソコン・ゲームボーイ・ビデオ・などはなかったそうだ。遊園地もほとんどなく、流れるプールももちろんなかった。子供同士で行くようなお店もなかったそうだ。だから、近くの空き地や空き家で鬼ごっこやかくれんぼをしたり、裏山の城跡で宝探しをしたり、近くの川で魚を釣ったり泳いだりして遊んでいたらしい。同学年じゃない子とも、普通に遊んでいたらしい。しかし、今はパソコンもあるしゲームボーイもビデオもたくさんある。遊園地もいろんなところにあるし、プールにも面白い乗り物がたくさんある。子どもでも携帯電話を持っている人も多い。昔はできなかった遊びが、今はできるのだ。母の家もテレビはあったのだが、ほとんど見ていなかったそうだ。「ひょっこりひょうたん島」だけは見ていたらしい(笑)。だからよく喧嘩がおこるのだと思う。もし、母がテレビをよく見たり、テレビゲームができる時代の子どもだったとしたら、喧嘩が少くなっていたかもしれない。けれども、母の子ども時代の遊びも楽しそうだと思う。特に、今は川が汚いため近くの川で泳ぐようなことはほとんどないので、たまにキレイな川に行って泳いだときはとても楽しい。
昔は遊べるものが限られていたが、今はいろんなもので遊べるようになった。遊園地やプールができるために破壊される自然も多いが、子どもの間を色んな方法で楽しくすごせることは幸せなことだと思う。

   講評   yuri

◆こんにちは。セミがにぎやかな季節ですね。美佳ちゃんは小さいころ、セミ採りはしたのかな?
★今回の感想文は、お母さんと「喧嘩になること」を題材に、子どものころの「遊び」を中心にうまくまとめたね。こんなふうに、一つのテーマにしぼって書くと、引き締まったいい作文になるよ。確かに、テレビを「一日一時間」と決めているおうちは、今は少ないみたいだね。でも、先生も子どものころは8時までしか見せてもらえなかったよ。8時になるとお風呂に入って、9時に寝る・・・^^;)。それが小六までで、
中学生になると9時から一時間は勉強して10時には寝る。だから今でも10時をすぎると眠くなってしまいます(それは関係ないか!?)。

「遊び」の比較は、とてもわかりやすく書けているね。お母さんの子どものころは、自然の中で体を動かして遊ぶことが多かった。それに対して今は、ゲームなどの機械を使って家の中で遊ぶことが多い。どちらの良さにもちゃんと触れて、今の時代に「子どもの間を色んな方法で楽しくすごせることは幸せなことだと思う」と自分の意見でまとめられたところが◎です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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