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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   両親とはなにか   いよま

両親とはなにか
ayaaya
私は、生まれた時は0脚でした。お父さんとお母さんたちが0脚だったからかもしれません。お母さんやお父さん、おじいさん、おばあさんが私の足の0脚を心配しました。そして、0才1ヶ月の時に病院に行ったのです。その時は足の大きさが6cm5mmしかなかったので、足の大きさが7cmになったら来てください、と言われたそうです。
そして3ヶ月後。私の足が7cmになったので、病院に行きました。そこで7cmの小さなくつをはかせてもらいました。小さなくつは、足首くらいの長さです。2週間に1度、病院へ行かなければならなかったので、朝5時に起き、親戚など、たくさんの人が私の足だけのために病院につれて行ってくれました。病院といっても、私の家からとても遠い所にあるのです。そんな所に2週間に1度行くというのは、たいへんだったことでしょう。足の大きさがだんだん大きくなるにつれて、だんだん大きいくつをはきました。3才のころ、くつはなくなり、今で言えばブーツのような形のくつになりました。長さはひざくらいです。そのくつを毎日毎日はきました。保育園にもはいて行きました。
ずっと前のことです。ある日、お父さんが病院のお医者さんにこんなことを言いました。
「彩は本当になおったのですか。」
と。その言葉を聞いた病院のお医者さんはこう言いました。
「彩さんをモデルにするつもりですか。」
と。お父さんとお医者さんは、それから何分間か、会話が途絶えたそうです。
私は、0脚なんかなおさなくていいのに、と今まではそう思ってきました。でも、今ではなおしてよかったと思います。0脚で悪いことはありません。しかし、ちょっとしたことなら良いことの1つや2つ、あるのではないでしょうか。お父さんとお母さんには、とても感謝しています。親の愛情という言葉は、まさにこのことではないでしょうか。私たちは、親にたよって生きています。今、人間に必要なのは、「親」ではないでしょうか。

   講評   koni


 7月の清書を送ってくれてありがとう。
主題のところにも◎が入りましたね。直してくれたんだね。
彩さんは夏休みを楽しんでいますか。



 

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