低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日44 今日1313 合計1357
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の家族   いよま

私の家族
ayaaya
私の家族は、5人家族。父、母、妹2人と私だ。私の家族はどこにでもいる、平凡な家族のようにみえる。しかし、ちがうのだ。どこがちがうのか。それは、≪せっけん≫だ。母は体に悪い物は使ったりしてはいけない、という人なのだ。だから、かみの毛をあらうとき、体に悪いシャンプーではなく○○せっけんを使う。体をあらうときも○○せっけんだ。お皿をあらうとき、体に悪い洗ざいは使わない。○○せっけんであらう。このように、私の家族はシャンプーや洗ざいよりも、○○せっけんを1番よく使うのだ。
狂牛病のニュースが流行ったのは、私が10才くらいのときだった。そのニュースが流行ってから、私の家族は牛肉を食べないことにした。1口で「牛肉」といっても、牛肉エキス、ゼラチンなど、いろんなものが食べれない。だから、私はそのころ本当に困った。毎日毎日野菜の食事だったからだ。まるで、無人島の生活のようだった。でも、今はもう習慣になっている。
この話は、私が8才の夏のときのことだった。私はその日、家族で海で遊んでお昼に初めて「カップラーメン」を食べたのだ。私は、体に悪い「カップラーメン」は食べてはいけないことになっていたのだ。だから、「カップラーメン」を初めて食べたとき、すごくおいしかった。そのとき、すごい顔で食べていたかと思うと、笑ってしまう。もし、毎日「カップラーメン」が食べれたらどんなにいいだろう。でもそれ以来、今だに「カップラーメン」を食べたことはない。
私は、こんな家族でも生まれてきてよかったと思った。ことわざでは、どういっていいか分からないが、ことばで私のことを表現すると、「人生、山あり谷あり」だ。人間に生まれてきて、いらない人なんていないのである。だから、虐待をする人は人間の恥じだ。私は、人間は家族が必要だと改めて感じた。

   講評   koni


 あやさん、こんにちは。夏休みはどうしていますか?毎日暑いですね。私はプールや海に行ったりして夏を味わっていますよ。


 四段落構成がしっかりできましたね。
 第一段落では家族の説明をきちんと書くことができましたね。「どこがちがうのか。それはせっけんだ。」と疑問文を書いてすぐ答えを書いたところがとてもいいね。「せっけん」という言葉を強調しているね。そこもとてもいいよ。

 第二段落では狂牛病のお話を書いたんだね。話の展開が上手にできたね。「まるで無人島の生活のよう」というたとえも上手にできたね。

 第三段落では昔の話を書くことができたね。ここの書き出しを「私が八歳の夏の暑い日、生まれて初めて「カップラーメン」を食べた。・・・」とするとなおいいかな。
 
 第四段落のまとめはあやさんの言いたいことがとてもよく伝わってくるよ。「虐待」という問題についても考えたんだね。一般化の主題もよくできたね。あやさんが第一段落から書いてきたことは「体に良いものを考えて使ったり食べたりする。家族の健康をかんがえる。」といったことなので、そのことでまとめるといいよ。例えば、「私はこんな家族でも生まれてきてよかったと思った。おいしくてかんたんなレトルト食品も食べたい。でも、私の体を考えて体によいものを食べるようにしてくれている家族には愛情を感じる。食生活の面からでも、私は人間は家族が必要だと改めて感じた。」というようにね。


お友達に作文を読んで上手だと思った人の名前を投票してみてね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)