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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ゴ〜〜〜ン!」   いうや

「ゴ〜〜〜ン!!」
ぼくは今、野球部に入っている。野球部の練習は、土曜日、日曜日はコーチ練習。平日は、保護者練習だ。六月のある日、平日の保護者練習の時、ノックをやっていた。ノッカーも何もかも自分たちでやっていて、内野手と外野手に分かれてやっていた。ぼくはそのとき「ショート」をやっていて、外野のノックはぼくの五メートルぐらい後ろで、ぼくをはさむようにしてやっていた。外野のノッカーは左利きで、引っぱるとちょうどぼくに当たる距離だった。だけどその子は、ノッカーをするのが上手だから、安心して内野のノックを受けていた。もうほとんどノックが終わりかけた頃に、突然何かが飛んできた。
「ヒュ〜〜〜〜〜、ゴ〜〜〜〜〜ン(「いった〜!!な、なんだ・・・」)」
なんと後ろからボールが飛んできた。しかも後頭部に。ぼくは一瞬バットで殴られたようだった(笑)。しかし帽子をかぶっていたからまだ軽症だったと、外科の先生がいっていた。
 ぼくはもう一回、部活で頭を打ったことがある。それはバッティング練習の時だ。ピッチャーをやっていた子が悪送球を投げ、ぼくの頭に当たったのだ。そのときはあまり痛くなかったけれど、その次の瞬間に、横に落ちていたボールをとろうとして横を向いた瞬間、
「ボコッ!!! いったぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」
なんと、後ろでボール拾いをやっていた人が後ろに転がってきたボールをピッチャーに返す時、悪送球で当たったところと全くおんなじところに当たったのだ。そのときは、痛すぎて、脳が停止していたかもしれない(笑)。
 その週のコーチ練習の時に、コーチが、
「おいキャプテン。平日練習の時に、ヘルメットかぶってやっているか!?」
と、言い、少し間を取ってぼくを見ながら、
「なんか誰かが頭にボールが当たって怪我をしたらしいな。」
「今度から平日練習の時も、バッティング練習の時はヘルメットをかぶってやれよ。」
と、今度はキャプテンの方を見ていった。みんな口々に「はい」といった。
 「注意一秒怪我一生」ということわざもあるが、人間にとって怪我とは、痛いものである。ぼくもこれからは、怪我には気をつけたい。

   講評   huzi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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