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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   支えになる家族   ミュウ

 「晩御飯、何がいい?」
「別にー何でもー。」
これは、夏休みに入って、夜の6時ごろのチャイム(鐘)がなると、よく聞くようになった母と兄の会話だ。これを聞くたびに、笑いがこみ上がってしまう。兄は、毎日のように「別にー」とか、口に出していて、私は自分の耳にたこができてしまうほど聞いているような気がする(笑)。多分、「別にー」と言うのは、兄がきっと「めんどくさがりや」という性格だからだろう。「別にー」という言葉以外、探すのがめんどくさいからこれしか頭に浮かばないのだろう。兄が「別にー」という言葉を口に出した時、父が同じ部屋に居る時は、父が反応を出す時と何も反応しない時がある。それに比べ、母は、
「ふ〜ん。」
とか、
「じゃあ、何にしようか。」
と、また考え直したりする。そして晩御飯のおかずが決まるのだ。私の家族は、食事前の時はこのような様子だ。
 しかし、違う話題が出てくると、よく本当の性格が出てくるのだ(笑)。よく、兄や私がその話題を拾ってくる。家族でそのことについて話していると、父が、急にあげあしをとったりして、笑わそうとして、ひそかに(バレバレ)相手がウケるのを待っている。これが、父の性格かもしれない。しかし、それがウケたりウケなかったりというのは、さまざまである。そして、それを
「バッカじゃないの〜?」
と、笑いながらもバカにしたような言い方をする。それは母だ。そして、だんだんとその話題から離れて、くだらない話に変わっていってしまうときが時々ある。けれども、話が終わってしまうと、し〜んとなって、沈黙が少しだけ流れる時がある。そこで、また、兄や私が話題を持ってきて、話を続けていくのだ。しかし、時々、話でけんかのような事になってしまうことがある。それでその日に怒っていても、次の日になると、「昨日の事なんて関係ないや」というように、何事もなかったように1日を過ごすのだ。ちなみに、私の性格は、「そそっかしい」だ。はっきり、テストでミスったりと、自分はこの性格はぴったりだと思っている(笑)。
 家族とは、人間にとって、支えになってくれる人たちである。色々な相談にのってくれたりする。他にも、分からない事を学校の先生に聞きたくないときは、家族に聞けば教えてくれる。生きるためには、欠かせない人たちだと思う。

   講評   nara


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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