創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   [オケラは何を食べるの? そこで実験タイム〜   一休さん

   「オケラは何を食べるの? そこで実験タイム〜」
 一休さん 
 夏のある日の夕方大人が一人、子供が一人ピカピカ光る太陽の日を浴びながら走っていた。ぼくは父といっしょに近くにある田んぼにきていた。ある生き物を取りにいくからだ。普通の人なら、「田んぼの中のゲンゴロウなどの生物かな?」と思うであろう。しかし僕たちは、「シャベル」を用意していた。なんと僕たちは奇想天外なところを堀り始めていた。掘っているところは田の手前土手を掘っているのだ。
「あっ、いたいた。おい待てよ。おい! あ〜逃がしちゃった。」
とあせって叫んだ。「急いては事を仕損じる」だ。そしてまた、
「おっ、いたいた。よしゲット。イエーイ!!」
ぼくの手の中には「オケラ」がいた。その後にはぞくぞくとでてきてほとんど捕まえることができた。けれどもたくさんいてもこまるので三匹だけ持っていくことにした。そして家に帰った。
 みなさんはオケラを知っていますか? オケラの特徴は、お腹がやわらかくて水面を泳ぐことができる。もちろん陸も歩く。歩くのがすばやくて捕まえるのがむずかしい。あと長生きする。住んでいるところはきたないところだ。(土の中にいるのが多い。)だから、いつも手が汚くなる。
 ぼくは初めてオケラを飼うときに一番苦労したのが餌だ。オケラのことは本には何も載っていない。この時、オケラはオケラ状態だ…なんて笑えねえよー。どうすればいいのか悩んでいてもしょうがないから「オケラはなにを食べるの〜〜そこで実験タイム〜〜〜。」
を始めた。まず最初に葉っぱをあげた。しかし結果はボツ。次に土の中にいるならと思ってミミズをあげてみた。またしてもボツ。次にアリをあげてみた。するとオケラは「さっ」とすばやくアリをとらえてぱくっとたべてしまった。実験は成功した。これでオケラを大事に育てることができるぞ!! 
 今回オケラを飼って分かったことは、アリを食べるということ、長生きしたこと、水面を泳ぐことができるということだ。オケラは飼っていると「とても楽しませてくれるな」と思った。
また夕日の日を浴びてある生き物を取っている二人がいた。

   講評   nane

 オケラ捕りとは、珍しいことをしたね。お父さん、子供のころ、そういうことばかりしていたのかなあ(笑)。
 先生たちは、野原にあるクローバーをカーペットみたいにくるくるまるめて、その中にいるオケラをつかまえたことがある。愛嬌のある虫だよね。
 自分から進んでいろいろと実験をしてみたところが、いい内容になっている。オケラがアリを食べるというのは、初めて知ったなあ。先生も飼ったことがあるけど、餌のことまで考えていなかったからなあ。(それじゃあ、飼っているとは言えないだろ)
 書き出しと結びの工夫、がんばって決めた。出来事中心の作文でも、こういう工夫ができるけど、将来、説明文意見文を書くときにも、同じような工夫ができる。そのうち練習するからね。
 この作文を清書するときは、オケラの色、かたち、動きなどの様子、つかまえたときの感触なども追加しておくといいよ。
 ▲えさをあげる→えさをやる(「あげる」は尊敬語なので)

オケラじゃないけど。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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