創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユーモアは福を呼ぶ?   いうや

 イギリスのあるデパートでは空襲で一部が爆破され、「本日より入り口を拡張しました。」と、いう看板を出すなんて不真面目だ。「空襲による被害のため、お客様にご迷惑をおかけいたします」と、かくべきだ。というのがまじめな人の反応だ。イギリス人は、「ユーモアのセンス」というものには特別のプライドを持っているし、またそれについて敏感である。たとえばイギリス人に向かってモラルがないとか、仕事ができないと、いっても怒りはしない。自分には音楽がわからないと、自慢する人もいる。しかしイギリス人にユーモアがないといったらぶんなぐれるはずだ。他国では、人の悪口を言うとき、ばか、臆病者、極悪人などと呼ぶが、イギリスでは、「ユーモアのセンスがないね」と、言うのである。これが最高の侮辱となる。自動車のハンドルにも遊びがあるからこそ、自動車を安全に運転することができる。ユーモアは命を運転して人生を渡っていくのに欠かすことのできないものだ。
 ぼくの家は特別面白い人はいないが、「妹」が一番よくしゃべっている。ユーモアというより、わざと変な声を出して、変な行動を取る。父と母は、時々面白いところがある。ぼくも家族では二番目ぐらいによくしゃべっていて面白いらしい。弟はよくしゃべるが、ユーモアな表現はどちらかというと、体で表現するほうだ。妹は昼間に、
「將。おはよ〜〜〜。元気〜〜?あ、元気なのか。」
と、ぼくが元気なように勝手に決め付けてくるので、ぼくは、
「あ〜〜おはよう。元気?あ、元気じゃないのか。」
と、ぼくも勝手に決め付ける。そうすると妹が笑って、どっかに行ってしまう。弟は、父がレコードを鳴らすときに、みんなの前に出てきて、
「アロ〜ハ〜。私は踊りの名人デス。私が踊りましょう。」
と、言って踊り始めることがある。しかも踊りが上手だ。それでぼくたちは、大笑いをする(笑)。
 ことわざで「笑う門には福来る」というのがあるように、家族が笑っていると、いいことがあるかもしれない。ユーモアとは、人間にとって、福を呼ぶものかもしれない。

   講評   huzi


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