国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人生いろいろある!!   いなふ

 だれにでも言葉が喋れない時や、字が読めなかった時があるはずだ。小さい時出来なかった事がだんだん減っていく。これが成長の過程だ。
 私にもこんな時があった。それは、私の場合言葉がはっきり言えない頃があった事だ。それも小さい時だけかと思っていたが、かなり大きくなってからも続いた。どんな感じだったかというと、
 『私の名前はしゃきえでしゅ。』
みたいな感じで「さしすせそ」や「かきくけこ」などが、なかなか上手く言えなかった。私だってその事について悩んだし、お母さんだって心配した。しかし周り人は、私が喋った後には聞き返してくる事がほとんどだった。そのことに対して私は、少し苦痛感じたのを覚えている。
 それから私は言語の訓練をするために時々、病院に通った。家でもたくさん練習した。本を読んだり、アイス棒でベロを押さえたりして少しずつ治していった。その結果2,3ヶ月でほとんどが治った。今ではもう人から聞き返される事など無い。昔(1年生)あったことがうそみたいだ。
 今、私は昔こんな事があったからこそ今、言葉をはっきり人に言う事が出来る。私はよく先生に音読の時などに、
 『舟越さんは、はっきり言えているね。』
と、言われる。今なら昔の出来事は笑って流せる。そんな私・・・。私は何事にもくじけず頑張っていこうと思う。そのままの自分で・・・。
 そして、人生万事塞翁が馬と言うことわざがあるように、何が禍いしたり、幸いしたりするか分からない。私の場合喋れなかった事が訓練により、今では人より上手く喋れるようになった。これからも、失敗などをしてもくじけずにそれをばねにいろんな事にチャレンジしていきたいと思う。

   講評   yuri

◆夏休みももう終わりに近づいてきましたね。楽しい思い出はたくさんできましたか? 宿題は終わった!? 
★長文を読んで、「言葉を話すこと」を中心に感想文が書けましたね。一年生のころだったら、咲恵ちゃん自身もその時のことを覚えているのかな? あまりいい思い出ではないけれど、とてもくわしくしっかりと書けたね。先生の妹も小さい頃「さしすせそ」が「しゃ、しぃ、しゅ、しぇ、しょ」だったんだよ。小学校に入るまでになおそうと、毎日何度もくり返し言わせていたのを覚えています。きっと本人はイヤだっただろうなあ・・・。でも、咲恵ちゃんはそのおかげで言葉をきちんと話すことが、人よりもできるようになったんだよね。そんなふうに、プラスの方に考えていくのは、すごくいいことだよね! 『塞翁が馬』ということわざがピッタリ。難しいのにいいことわざを見つけられたね。作文の中にことわざを使う練習もどんどんしていこうね!

●『私の名前は〜』と『舟越さんは〜』という文は、会話文だから「カギカッコ」で「私の名前は〜」「舟越さんは〜」と書こう。それに対し塞翁が馬のようなことわざや名言、本の名前などを引用するときには『塞翁が馬』と『二重カッコ』を使うよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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