低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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おもしろい本 十円
まだ字を読めないころの読書体験がありますか。わたしはある。「漫画の描き方」のようなものがのっていた。しかし字は読めない。だからこそ、おもしろかった。
マッツシュルームを横にしたような印が人の後ろについてくる。そのほこりマークを本の中の人物は現実にあるもののように扱っていた。作者は幼いころに読んだその本に、もう一度会いたいと思っているようだ。しかし、それは幼いときに読んだからこそおもしろかったのだ。一番おもしろかった時ほどおもしろくない。ということが書いてあった。
テレビのアニメでよくあるだ。昔おもしろかったアニメが今見るとショーもないものになっていたりすることが多い。ぼくもある。
幼児の時、毎朝6時や5時にまで起きて見ていたアニメが今ではあんまりおもしろくないし、はずかしくてとても見れない。本でも同じだ。小さいときはよく絵本を読んでいたけど、今は、古典や昔話、長い本をよく読む。これは大きくなるにつれて難しい本が読めるようになるということだ。おもしろくて笑ってしまうような本やなくほど感動する本(ぼくは泣かない)など本の種類はさまざまである。ぼくのよく読む本はほとんど、勧められた本だ。でも、本を読むことは楽しい。図書館には本がたくさんある。夏だけの本、冬だけの本、秋だけの本、春だけの本などもある。本は、よむだけではなく、読んでそれに想像を付け加えて楽しむものだ。そのためには、言葉の意味や、形を知っていなければならない。
古典など長い本をいっぱい読み、休けいとして、5分で読める本を読んだらいいと思う。
とうぜん目はやすませないと目が悪くなる。でも本は頭の回転をよくしてくれるし、ねむけざましにもなる。本を読まない人はこれからたくさん読めばいい。読んでいる人は読み続ければ、頭がよくなると思う。「かには甲羅に似せて穴を掘る」のように自分に合った本をたくさん読むといい。本とは人間にとって、頭をやわらかくしてくれるものだと思う。
講評 tune
読書に対する、自分なりの体験や考えが、よく書けたね!
ふだんから、たくさん読書している証拠だね!心のこもった、
とてもよい作文だと思います。ことわざも上手に入って、満点ですよ!★自分の読書の体験談がたんたんと続くので、途中で会話を入れたり、聞いた話(お父さん、お母さんが子供の頃感銘をうけた本など)をいれると、ぐっと、作文に厚みがでるよ。
ちなみに、先生が小学生の頃読んで感動したのは、太宰治の「人間失格」だよ。是非、読んでみてね!!(もう、読んだかな?)
これからも素敵な本をたくさん読んでね!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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