創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日44 今日1044 合計1088
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   夢のような出来事   RAZOR

 今月8月、夢にも見ないようなことが起きた。それは、
9年乗っている車を売らずに、もう1台車を買ったということだ。そのきっかけは、父が、1年位前から、
「もう1度マニュアルの車がほしい。」
といったことからだった。けれど考えると、3年ペースで今まで変えてきた車を8年も乗っているのだった。しかし、僕はこの車を売らせようとはしなかった。わけは、デザイン的にも古くささを感じさせないこと。まだ動くこと。そして何よりも、買ったときから今までずっとこの車を好んでいたからだ。ひまな時には、自ら掃除をすることもあったっくらいだ。けれど欠点もあった。それは、
① エンジンが1発でかからないこと(古いから)
② エアコンが効かないことも有った(これはもう直した)
だがそんな時に、2台目の車を買うという案はずっと出なかった。
 今年6月頃から、new mini cooper という車が発売された。すると父が、
「これなら安いしマニュアルがあるから、買ってもいいかなあ」
と言い始めた。ぼくは、この車のことを1年位前から発売されることを知っていてすごく好きな車だった。だからこの話にはもちろん賛成した。
 そして、日曜日、毎週のように発売元のBMWにいった。ところが、MINI CooperS(1番ほしいグレード)は1年半待ちだと言われ、Cooperは、6ヶ月待ちだと言われ、Oneは、なんと在庫があると言われた。だが、僕も、父も、決してOneを買おうとはしなかった。買うのなら CooperSだった。その帰り、もう1つのBMWに行こうか という話になったが、ここでやめたのが失敗だった。3日後に一応そこのBMWにも行ってみると、店の人は、
「日曜日に、シルバー/ブラックのCooperSが売れてしまったのですが、もう1人ほしいと言っている人がいるけれど、(ボディ/ルーフ)レッド/ホワイトのCooperSが有りますけれど。」
と言われたらしい。そしてもう1人の人がやめてくれたら、そのCooperSは、家の物になるのだ。ところで何が失敗だったかと言うと、父は、シルバー/ブラックがベストだったらしいのだ。僕が思うには、Cooperシリーズのような車には、めだついろのほうが似合うと思うのだ。僕のベストは、エレキトリックブルー/ホワイトだ。そして、もう1人の人が、キャンセルしたので、僕の家にレッド/ホワイトのCooperSがくることになった。嬉しくて、待ちきれなかった。
       約1ヵ月後    7月29日
「僕が1番最初に乗りたいから、旅行から帰ってくるまでとりに行かないで。」
と父に言っておいたのだが、都合により、旅行から帰ってくる1日前にとりに行ってしまった。そして、他4人で先に乗ってしまったらしい。 4日の日曜日には、慣らし運転のために、4時に起きて、箱根のほうに行くことにしました。なんと言って言いか分からない程速かった。本当に速くてビックリした。そして、CooperSだけの特別装備も全て発揮されていた。
① サスペンション(ショック吸収バネ)の固さ
② コーナリングの良さ
③ 速さ
① の場合、高速道路のつなぎ目で、通るたびに、僕はシートから跳ねた。
② の場合、箱根の峠のヘアピンカーブを70km/hで曲がりきった。(VOLVOの場合、40km/h出ていないと思う)
③ は、まるでネズミのような走りをしていたので、東京 〜箱根間を途中の休憩(20〜30分)も含めて、3時間ちょっとで往復した。素晴らしすぎる車だ。
でもこの車にも欠点があった。それは、
① 町で走っていてやけに目立つこと
② やけに排気音がうるさいこと
③ 5人家族なのに、4人乗りだということ
④ CDではなく、MDだということ(録音が面倒)
⑤ インストロメントパネルのスイッチ類が最先端過ぎて慣れないこと
⑥ トランクは無いに等しいこと
といったことだ。けれどもうまく使えば、すごくいい車になると思う。この欠点に対して、 VOLVOの場合、CooperSの欠点には全てに◎がつき、VOLVOの欠点には、CooperSは、全てに◎がつく。と言うことは、2つの車の長所を組み合わせれば、とてもいい車になると思う。
 そして近くの床屋さんには、なんと、CooperSのエレキトリックブルー/ホワイトが置いてあった。けれど実際見比べると、レッド/ホワイトのほうがいいと思った。
 ぼくは、CooperSがきてから、VOLVOが嫌いになるかと思っていたが、相変わらず、VOLVOのことが好きだ。
 そして、なんとも面白い事に父は、VOLVOを変えたいと言わなくなった。ほっとした。

   講評   nara


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)