国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   犠牲があってこそ…   ALO-HA

 サッカー部三年のレギュラー、宗介は受験勉強をしたいとの理由で大事な大会前に自分から退部を申し出た。それをしった三年のレギュラーたちが翌日から次々と退部したのである。たった一人の退部から、大勢の退部をまねいた…。今年こそは勝つと思っていた大会は台無し。後に残った部員達は悲しんだ。
 私が入っている吹奏楽部はサッカーや野球と同じぐらいきつい。コンクール前だと、部活動は毎日、朝九時から夕方三時まで。休みの日なんか一日たりともない。それに家の用事とかで出欠席届を出したとしても「どこ行くの?」「それは絶対明日じゃないとだめな事?」と部長に徹底的に調べられ、しまいには欠席できなくなった、という人も少なくはない。私の入った吹奏楽部は有名な部だそうで、とくに上下関係が厳しい。でも上下関係が全くなく、厳しくない部だとしたらみんな怠けてしまうだろう。厳しいからこそ部活はなりなつのだなぁと思う。
 名言で
「一人の敵も作らない者は、一人の友人も持たない。」
というように、犠牲なしでは何も果たせない。何かを果たそうとするときに犠牲はつきものだ。例えば、自分が船から海に落ちてしまったとする。助かるためには?自分の持っていた荷物、着ていた服を海に捨てなければならない。荷物を持ち、服を着ながら海を泳ぐなんてとうてい無理。本や映画の感動物語とかは、犠牲なしのハッピーエンドだとおもしろくない。犠牲があるからこそハラハラドキドキ、楽しむことができるのだ。
 でも、無理に何かを犠牲にして何かを果たそうとするのではなく、何かを犠牲にしてまで も果たしたいという事をしていくべきだと私は思う。 

   講評   sugi

 後半の、「一度決めたことはできるだけ続けたい。」という部分を削って、「何事も犠牲なしには成し得ない。」という意見でまとめたね。
 削るのはたいへんな作業だけれど、すっきり仕上げることができました。

 かわいい絵も入ったね!

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