国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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次の朝早く マーヤ
かいぞうさんは、井戸をほらせてもらうことにひっしで、老人が(今にも死にそうな)が
死んだら、そのむすこに井戸をほらせてもらえる、そういうわけで、
早く老人が死ねばいいというおそろしい心になりました。
しかし、お母さんに、
「それは悪いことだ。お前はずいぶん悪い心になっただな。」
と注意されて、」次の朝早くかいぞうさんは、老人にあやまりに行きました。
そうしたら、老人は、
「お前さんは、ええお人じゃ。」といって、ついに
「どこへでも井戸をほりなさい。」
とゆるしてくれたのでした。
もし、私だったら、死ぬのはつらいかわいそうなことだから
あきらめると思います。かいぞうさんはあくまのようにおそろしい心に
なっていたのです。
でも、いい心にもどったのは、本当はいい人だったからだと心のなかで思いました。
講評 yuri
◆恵里香ちゃん、こんにちは。少しすずしくなってきたね。夏休みもあと少し!
★感想文の前半は、先週分のお話と今週分のお話をくっつけてじょうずにまとめられていたね。かいぞうさんは、自分がほりたいと思っている井戸のために、老人が早く死んだらいいと思ってしまっていたんだね。
でも、それをお母さんから注意されてハッとした・・・。「あくまのような心」というのはいいたとえだよ。人間には、気がつかないうちに、こんなふうに悪いことを考えてしまっているときがあるんだろうね。いつもいつも「悪い人」じゃないのに、ふと、悪い心になってしまう。かいぞうさんは、恵里香ちゃんが最後に書いているように、元々「いい人」だったから、お母さんに言われて自分のまちがいにすぐ気づいたんだね。「心の中で」を使ってうまくまとめられていますよ(^0^)。
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