創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉   ルフィ

 「食べられる」というのが文法的には正しい言葉なのだが、「食べれる」のようなら抜き言葉のほうが一般的に多く使われていることがある。その背景には、いわゆる若者の言葉に代表される世代間の断絶や、地域による違いなどがある。そのような事態に、国語審議会は「ゆるやかな目安、よりどころ」を示すにとどまるという立場をとっている。いずれにせよ、私たちの言葉をどうしていくかを私たちが考えなければならない。代表的な例として、新しい言葉と古く正しい言葉がある。
 “パソコン”や“インターネット”などの言葉は、もちろん10年前では新しい言葉であった。だが、その言葉も今では普通に使われている。もし仮に、そんな新しい言葉を作るのは良くない!古い言葉で表すべきだ!という人が出てきてそのようにしたとしよう。すると、パソコンは自動演算装置となり、インターネットは自動演算装置内で情報を探し出すところというわけのわからない言葉で表されてしまう。そうすると、このように一般の人に親しまれることはなかったであろう。
 だが、古く正しい言葉が大切なこともある。数年前なので新しいとはいえないが、一時期女子高生の中で略した言葉が流行った時があった。その時の言葉でいまだ僕の頭に多大なる印象を与えているのが「チョベリバ」そんな意味不明の略し方をしても誰も分からないって(笑)でも実際わかっている人がいたからなんともいえないけど(爆)とにかくそんな日本語なのかどうかさえわからない言葉を使うのならば、ちゃんとした古く正しい言葉を使うべきだと思う。
 確かにどちらにも良い点はある。だが、僕は言葉を大切に思う心の問題だと思う。古い言葉を大切にしなさい、といっているおじいさんなどは、きっと古い言葉が大切だと思っているからそんなことを言うのだと思う。だが、古い言葉も新しい言葉も言葉としては同じなのである。「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という言葉があるではないか。古い言葉も、新しい言葉も心のうちに財産としてしっかりもつことが大切だと思う。

   講評   tune

身近な実例(女子高生言葉)を挙げ、自分の感想を入れることで、より、説得力のある清書になったね。やはり、自分の体験談や心から感じたことに勝る話はないよね!

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