低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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信頼は大切! YES
戦後の日本が昔の文化から今の文化へ発達できたのは西洋文化の真似をすることだった。今の日本があるのはアメリカのおかげであると言ってもいいだろう。しかしそんな今の日本になるまでに日本自身も変化しようと努力した部分も無い訳ではない。それはどこか?日本が輸入しなければならないものベスト3内には入っているだろうと思われる石油!これがなくなったときのことを思い出してみよう。オイルショックだ。日本はこのオイルショックのときには他国を頼らず自分の国を進歩させようと省エネで暮らせる暮らし方に思いきって変えたところ、世界でも1,2位を争えるほどの省エネ大国になっていったのだ。そしてこのことから考えてみると日本は他国からの反感を買いやすいと分かる。これは問題だ。
ではどうして他国からの反感を買いやすいのだろうか?ますその原因は外交官の交渉の仕方にあると思われる。外交官同士の交渉の中で相手を不機嫌にさせるようなことをすればそれは交渉決裂にもなりかねない。これはまずいことだ。詭弁が下手で知識も無ければ日本を知らない外交官を交渉の中に持っていったところで、その交渉を破談するようなことしか言わなければ日本をアピールすることはできない。日本の良さをアピールするためには今の日本の経済状況がどのような方向へ傾いているかなどを理解し、また日本のこと(今の日本だけでなく昔の日本のことなども)を良く知った人材が望ましいと思うのが僕の考えだ。
原因その2は日本自身の考え方にもあると思う。今までの日本の考え方(これからも続くかもしれないが)は自分の国のことだけしか考えていないと思う。例えばどこかの国Aが日本に日本製の車を輸出するように要求してきたとする。そのときの日本の考えはその国Aに対して必要以上に車を売り付けるということだ。なぜならば日本の景気を今よりもっともっと良い方向へ向けるためにも沢山のお金が必要なのである。これは日本の考えだが、他国Aからしてみればいい迷惑という場合もあるのだ。日本は自分の国のことだけしか考えていない部分を持っていると思う。
結果日本はこれからは他国がどのような状況にあるのかをしっかりと把握し交渉上手な外交官が必要であると考えられる。確かに自分の国の利益を上げるのも大切であると思うがそれだけではダメだ。信頼を深めるのも大切である。良く良く考えてみると小さいことから大きいことまでだいたいは全部おなじだと思う。例えば人と人との関係。自分のことだけしか考えていない人は嫌われる。思いやりを持たなければいけないなどと言われる。これは小さいこと。国と国の関係もこれと同様だ。自分の国のことしか考えてなければ他国から嫌われるのは当然の結果である。これは大きいことなので気がつかない人も多いようだが比較すれば簡単である。国というものは人が集まっている。その国と国の関係は結局人と人との関係なのだ。だが人の集まりだから難しいとされる部分があるのだ。日本のこれからの他国との付き合いで得るものは利益だけでなく信頼である!
講評 jun
日本が反感を買いやすいのはなぜか、二つの原因を考えることができたね。その一つの原因は、外交官同士の交渉にあると書かれていますが、これに対する具体的な裏づけがほしいところ。実例を挙げることができるとよかったね。二つ目の原因として挙げられている自分の国のことしか考えないという点は確かにあるだろうね。他の国の事情などお構いなしに物を輸出するというのがそのいい例だね。
確かに国と国との関係は人と人との関係に置き換えて考えることができる。思いやりをもって相手の立場を考えることが信頼にもつながるはず。自国の利益は確かに大切。でも、信頼があった上での利益でなければ本当の意味での利益とは言えないね。自作名言でしっかりしめくくることができました。
☆ 三日間連続でよくがんばりました! 頭の体操になったでしょう?
9.1週はテストですが、この調子なら大丈夫。がんばってね!
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